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顧客訪問前の準備は完璧に。

社会人ともなれば、頻繁に顧客訪問があります。
また、初めての顧客への訪問や、いつもと違うシチュエーションでの
打ち合わせなどもたくさんあります。

こういう時は、訪問のための事前の準備を、完璧にしておく必要が
あります。


では、何をするか?初めての顧客訪問の際には、訪問先(住所)、
訪問場所(受付やビル番号など)を間違いなく調べておく必要があります。

私の失敗談をお話しします。
初めての顧客訪問で、しかも大企業(製鉄会社)で会社の敷地が広く、
守衛所で受け付けてから、バスに乗るというところがありました。
しかもオフィス(研究所)があるビルまで10分ほどかかると。

その会社の入り口までは、打ち合わせ時間の10分前には着いていましたが、バスの存在までは知らず、結局会議には10分遅刻してしまいました。

お客様は、サプライヤーと会うのはいつものことなので、いちいち説明は
してくれません。深刻な会議ではありませんでしたので、会議時間が短くなっただけで済みましたが、事前に先方の会社の事情を聞いておくべき
でした。

あと、これはすごく怒られたことです。
製品の不具合が発生し、その説明に来るように依頼がありました。
先方の役員が出席するので準備をよろしくと、事前に情報を得ていました。

駅からタクシーで向かい、あと1分くらいで先方の会社に着く位置まで来ていました。会議までには、まだ10分ほど時間がありましたが、担当の方から携帯に電話が来ました。

「重要な会議で、役員はじめ全員集合しているのにそちらはまだ誰も到着していないとはなにごとか!と、役員がかんかんに怒っています」と。

私:「えっ?まだ時間がありますが・・・」
担当者:「役員は年寄りなので、時間の観念が違うんです」
私:「わかりました。急いで行きます(タクシーなのでそんなには
急げませんが・・・)」

なんとなく、割り切れない思いがありますが、お客さんがルールです。
逆える訳がありません。

会議開始後は、20分ほど怒られたのを覚えています。
いっさいの反論はせず、黙って聞いていました。

教訓としては、初めての訪問の際は、
・先方の会議参加者は誰か(役職名も)
・会社の住所の確認
・最低でも30分前に到着し
・受付・訪問場所(ビル名)、会議室番号まで確認
・まだ余裕があれば近くのカフェで、時間を過ごす

ということで遅刻はなくなると思います。

大事なビジネスチャンスを逃さないためにも、事前準備は完璧に
しなくてはいけません。

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