![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/154757713/rectangle_large_type_2_c75796a47353ebbc454a96600872700f.png?width=1200)
『老後に楽しみをとっておくバカ』
そんな本が出ている。精神科医和田秀樹さんの本だ。
内容は読んでいないが、本書の題名だけでいくつか想いが
湧いてきた。
私も「楽しみは、今でしょ!」派なので、こういう考え方は
大賛成。
私は、69歳なので友人や後輩たちもいい加減還暦や50代後半に
差し掛かっている。その奥さんも50代前後にはなる。
「楽しみは、今でしょ!」の例をいくつか挙げます。
まず、私の例。
昨年の夏に、長年憧れていたMartinという会社のアコースティック
ギターを買いました。(ギターを始めたのは50年以上前ですが・・・)
前職の部下がGibson社にいるので検討もしたが、音色の好き嫌いもあり
Martinになった。いまは、サイモンとガーファンクル、吉田拓郎、
かぐや姫、さだまさしなど、往年の名曲を弾いて悦に行っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1726638683-RV8vcwgAynxid30WoUYJtpOz.jpg?width=1200)
並行して、今度は光学顕微鏡を買おうかと思っている。
近くの本郷の東京大学の真ん前に顕微鏡専門店があります。
(ここの店主さんは、かの有名な「牧野富太郎」氏のTVなどに
顕微鏡のサポートをしていたそうです)
ここでは、15万円も出せば中古の程度のいいのが買えるらしい。
もともと電子顕微鏡はいじっていたので、顕微鏡ビギナーでは
ないが「ミクロの観察」には目がない。
いまは「クマムシ」に興味がある。
今度は、友人Hくん。53歳。Amazon、テスラで上級管理職を渡り
歩いた苦労人。最近、ドラムを始めたらしい。家では叩けないので、
土日にY音楽教室で思いっきり叩いているらしい。
彼の奥さんは、昨年エレキギターを弾きたいということで、前出の
Gibsonにいる後輩から私が借りていたエレキをそのまま返さずに、
購入した。今度は二人で発表会に出るそうです。
前職の部下のGくん。もともとはエレキベースを弾いていて、
今度は娘さんが真似をして弾き始めたのがクラシック用の
コントラバス。楽譜は初見で弾けるほどの腕前。
彼女は上達が早く、よその大学にまで出かけて、コンサートに
参加しているらしい。
私の友人たちは、やりたいことを先延ばしにしている人たちでは
ありません。何にでも手を出し、ほどほどに上達し、かつ
仕事もできる。付き合っていて退屈しない人たちです。
よく飲みにも行きますが・・・
「退職したら奥さんとのんびり温泉でも行きたい」なんて
いったらいきなり離婚届を突きつけられますよ。
若い人たちも、やりたいことはすぐに始め、ダメなら
ほかに手を出し、後悔することなく、人生を楽しみましょう。
「楽しむなら、いまでしょ!」