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好意シグナルを発し、心を支配する方法

「心を支配する方法」という、元FBI捜査官が書いた本を読みました。
正式名称は、「元FBI捜査官が教える「心を支配する」方法(大和書房刊)」です。


その中には、「一見普通なのに、何故かモテる人がやっていること」
いうパートがあります。

モテる人は、スタイルがいいから目立っている人もいるだろうし、
見るからにお金を持っていそうで、異性を引き付けている人も
いるでしょう。

しかし実際には大半のモテる人が「好意シグナル」を発したからこそ、
人気者になっているのだそうです。

好意シグナルには3つのポイント(アクション)があります。

(1)眉をさっと揚げて目を見開く
(2)頭を少し傾ける
(3)本物の笑顔を見せる

日本人的にはちょっとキザっぽいと感じるかもしれません。
しかし、笑顔は強力な好意シグナルです。

にっこりすると「エンドルフィン」という脳内物質が分泌され、
まず当人が良い気分になる。そして、自分を良い気分にさせてくれた
人のことを好きになる。

笑顔が本当かどうかを見分けるシグナルは、

・口角が上がっていること
・目尻にシワが寄り
・頬も上がっていること

が重要だそうです。

よく、顔は笑っているけど、目は笑ってない人がいます。
作り笑顔は一瞬で見破られてしまいますね。

自分から相手に好意を見せなくて、相手が好きになってくれる
はずはありません。
まずは、自分から「好意シグナル」を発信するということですね。

それで、「人の心を支配できる」ということです。

これはモテることとは違いますが、先日上野公園で大陶器市があり
行ってきました。だいたい毎年行っています。

滋賀県から来たというお店に、「鍋島焼」のぐい呑というか、小ぶりな
茶碗があり、それを買うか買わないかで、そのぐい呑みの製作背景などの
話しをしながら、その店の社長と店員さんと20分も話しこんでしまい
ました。

私も上に書いたようなことを意識しつつ、相手と話す時の視線、
笑顔、相手との距離感や向き(これ重要です)、プライベートな話しを
織り交ぜたりと、様々な会話をしました。

結果、会話はすごく弾みました。相手の方も素敵な笑顔を見せてくれ、
「好意」を感じてくれたと思います。

窯元の話や、有田焼、伊万里焼、波佐見焼などや、社長や店員さんの
お年のことなどいろいろ知ることができました。

もちろん、その鍋島焼のぐい呑みは買いました。
(夜は「鍋島」の日本酒でいっぱいやりました)
家人も気に入ったものがあり同時に買っていました。

気分よく買うというのは、こういうことなのだと分かりました。
買い物というのは、高い安いもありますが、相手のことを気にいる
からこそ買うのだと、営業を40年以上もやっている私が改めて
認識しました。

少し主題からは外れましたが、気持ちの良い買い物をしました。

何事も、好意を持ってコミュニケーションをする。

これが重要なのだと感じました。

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