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その自転車運転で、あなたは死を招きます
これは脅しでも、脅迫でもありません。
最近特に私が街で目にする非常に危険な事例です。
2024年、「自転車に関する道路交通法の改正」が行われました。
下のものは警視庁のポスターです。
これは運転中の携帯電話使用禁止についてですが、飲酒運転も罰則があります。
また、自転車は軽車両ですからほぼ自動車と同じ扱いです。
道路に「止まれ」の停止線があれば止まらないといけません。
横断歩道は止まれですし、歩道を通行する場合は徐行です。
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現状はというと、歩行者信号が「青」なのにも関わらず横断歩道に突っ込んでくる自転車が、このところ特に目につきます。
これだけ、テレビ、ラジオの報道、ポスターなどのメディアで交通法規の改正(自転車に関する道路交通法の改正)が叫ばれているのに、我関せずの人が多すぎます。特に中年以上の高齢者が多い感じがします。
家の近くに小さな十字路があり、道路に「止まれ」の白線と道路標識もあるにも関わらず一時停止せず突っ込んで来る自転車があり、時に人を轢きそうになることもあり非常に危険です。
ちなみに、この交差点で停止線で止まっている自転車をいまだ一台たりとも見た事はありません。時々は、一時停止をしない車もいます。
このように法規を守らない人は老若男女を問いませんが、いったい何を考えて運転しているのか非常に疑問に思います。
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死亡事故になれば何千万円、一億円という損害賠償金が課せられるなんて事が、あれだけ報道されているので、いまだに他人事。
知らなかったでは済まされない。事故を起こしてから反省したって遅いのです。
これはほんの一例です。
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事故を起こした自分や家族だけではなく、相手の家族まで不幸のどん底に
突き落とすことになるという事がなぜ事前に想像できないのでしょう。
「もっと気をつけていれば良かった」と反省する人を見かけますが、
「葬式に医者話」なのです。
解決策としては、改正されたように罰則の強化や交通法規の教育・浸透も必要ですが、最終的には各自の自覚に依存するしかありません。
しかしより身近な問題にするために、警察による取り締まりを強化するのが一番です。
いまはSNSが大流行りですし、例えば身近な人が信号無視や逆走で罰金を払ったり、相手に怪我をさせたり死なせたりした事例を知り、そういう事がを頻繁に聞くようになれば、より自覚を促せることにつながると思います。
葬式に医者話になる前に、真剣に自転車の乗り方を自覚すべきと思います。
保険としては、「自転車損害賠償責任保険」があります。
私はauの保険をかけています。家族全員の掛け金でも2万円くらいです。
会社によっては、自転車に乗る人は仕事で使うか使わないかは別にして、
自転車保険を義務にしている会社もあります。
自転車保険の加入率は、2024年3月時点で全国で約65.6%ですすが、まだ100%ではありません。
今からでも遅くはありません。いざという時のために備えましょう。
もちろん事故をおこさなことが一番ですが。