我が家に美人さんがやってきた⑤
先代は家猫だったのですが
襖もドアノブも引き出しもクローゼットでさえ開けてしまう困った子で夏は網戸にしていると勝手に開けたり突き破って脱走したことも数回あったため至る所につっかえ棒が施されていました。盲目になったときにはトイレやご飯、水場の動線確保のために柵を。体が起こせなくなってからはくたびれないベッドを。体温調節ができなくなってきては寒くないように湯たんぽを。一人遊びが好きだったのでなんでもおもちゃにしていたのですが音のするネズミが大好きでした。たくさん愛情を注いだつもりです。
まだ我が家のリビングには片付けれずに置いたままでした。。
帰宅後、面談まで1週間もなかったのですが
ゲージ、水・ごはん用の器、おもちゃ、トイレなど最低限のセットをと
母がどれがいいかなと相談してくるたびに
え。
まだトライアル決定していないのに?笑
と返しつつ
家に寄るたびにお迎えの準備が進み、先代の物がなくなっていくのはつらかったですね。
しかし、この判断は間違っていなかった。。
面談当日。
母からの連絡を待つが一向に来ない。
なぜか?
このとき、母はテレビ台の裏に行ってしまったユーミを捕まえるために必死でした。
保護主さんが
ガラス越しで分かりずらかったでしょ?と連れてきており
このまま連れ帰ってまた離れるのはつらいからそのままトライアルしたいと。
団体の方も「双方がいいなら今日からしちゃいましょう!」
で、契約書交わしてトライアルスタート。
訪問審査って何だったのでしょう。。
人がいるときはゲージから出し気の向くままに。
ひとりになるときはケージにin
そんな生活を初日はしていたらしいです。
翌日
家を訪ねると、、
完全に警戒心むき出しで逃げはしないけれど触ると
目玉飛び出すんじゃないかというぐらいに鼓動が速くなり
ゆっくりと体勢を直し距離をとってきます。
仲良くなるにはまだまだこれからといったところでしょうか。
その後もトライしますが30~40cm丁度ぐらいの間合いを取られ
触れそうで触れない、、
諦めました。
あと6日もあります。
まだまだ始まったばかりです。
しかし、次に来れるのはトライアル終了2日前。
仲良くなれる気がしません。笑
予定外の用事で翌日も行けることになったときに
距離が縮まると思わなかったですし
そのあと嫌われるともこの時は思っていなかったですが。