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テック徒然草 — 06/2024
6月が終わった。一年の半分くらいが終わったことになる。私はここまでで一体何を成し遂げたのだろうか。今年で不惑を迎えるも不惑には程遠い。
レイバン メタを買ったいきなり自社製品の話で恐縮だが、レイバン メタを購入した。見た目も良いし、カメラの性能もよいし、AI機能もいけているし、何より携帯をいちいちポケットから出さなくてよいのはかなり嬉しい。愛用している。
この付属のケースが充電器になっていて、
テック徒然草 -- 04/2024
先日、たまたま機会があって日本語で多少まとまった文章を書いたのだが酷い有様であった。単語が出てこないし文章の構成も無茶苦茶である。なんとかこねくり回して捻り出して、七転八倒しながら書き終えたのだがこれではまずい。日本語力を取り戻すため、とりあえず一ヶ月に一回くらい、月初にnoteを投稿することにした。今までのように書きたいテーマを探すとなかなか筆が進まないため、とりあえず一ヶ月の振り返りを随筆調で
もっとみるProduct Managerをアーキタイプという切り口から考えてみる
今でもたまに、"Product Managerって何をする仕事なの"、と聞かれることがあるのだが、私はいつもちょっと回答に詰まってしまう。アメリカ西海岸の都市圏では、犬も歩けばProduct Managerにあたる状態なのだが、これだけProduct Managerの裾野が広がってくると、一つの言葉でその職務範囲や特徴を表すのが難しくなってくると私は思う。その際によく出てくるのがアーキタイプ、とい
もっとみる英語が苦手な人が英文Writingを学ぶにあたっておすすめの本五選
Amazonのミーティングはとても奇妙な形で行われることが多い - ミーティングの最初にドキュメントを参加者が黙読するのだ。議論は全員が読み終わったことを確認してからスタートする。基本的に文章を読まずにいきなり発言し出したりということは許されない。大人数が一つの部屋に集まり、一つの文章を黙って読む姿は結構シュールである。
私はこの奇妙なミーティングをする会社に7年ほど勤めていた。こういった環境で
米国転職活動の備忘録(Product Managerの場合)
Photo by Christopher Gower on Unsplash
はじめに今回、Product Managerとして米国で転職活動をして、AWSからMetaに移ることになった。アメリカでは特に珍しくないFAANG回遊魚的な転職(日本風に言えばGAFA回遊魚であろうか)になる。ベイエリアに帰るというオプションもあったが、フルリモートのポジションに決めた(なので引き続きシアトルエリア在住
2021に読んだ本リスト
新しくなったNoteのエディターを使ってみるべく、年内最後に軽い内容の投稿をしてみようと思う。基本的に私はジムで筋トレをしたり走ったりしている間にAudibleで本を読むことが多いので、読んだといいつつも、聴いた、という方が正しいかもしれない。また、私は過去に読んだ本を読み返すことが多いため、比較的古い本などもリストに含まれている。尚、今年は残念ながらほとんど仕事以外の本に手を出せず、やはり仕事が
もっとみるアメリカテック企業の個人的な採用経験から学歴とアメリカ就職の関係を紐解く無謀な試み
少し前に学歴と海外就職の話が話題になっていた。みなさん色々と意見をぶら下げていてとても面白く読ませて頂いた。一方で、実際にHiring Manager (HM)としての経験をベースに語っている事例が少なかったこともあって、自分の経験を還元して少しでも海外就職希望の人の役に立つよう、今までの経験を少し纏めてみようと思うに至ったのでこんなNoteを書くことにした。炎上しないといいなぁと思いながら書いて
もっとみる米国MBA良いとこ悪いとこ
(5/24 - 誤解を招かぬよう、タイトルに米国をつけました)
MBAはMaster of Business Administrationのことで日本語だと経営学修士と訳されることが多い。卒業後のお給料がよいので、アメリカでも人気の学位であり、日本でも米国でMBAをとられた方はそれなりの数いると思う。日本だと、HarvardやStanfordを筆頭とするM7と呼ばれるエリート校をはじめ、私の母校