籠りの日曜日(2022年2月13日の日記)
昨日途中でやめた証券会社の口座開設手続きの続きをやった。そこでマイナンバーカードと自撮り写真を撮って本人確認をしなきゃいけなかったんだけど、何度も取り直しを要求されてまた嫌になってやめそうになった。いくらなんでも判定がシビアすぎやしないかい?上手く行った時とダメだった時の違いもわからなかったし。せっかく上手く行ったのに通信トラブルで最初からやり直しさせられた時にはいよいよやめてやろうかと思った。
そんなこんなで手続きは無事終わり、後は審査結果を待つばかりになった。手続きの過程で父が勤めている会社の正確な社名(最近はグループ会社に出向しているとかであんまりよく把握していなかった)とか今の役職を知れたのは地味に良い経験だったな。
午後は外出を諦めて映画を観ることにした。
色々迷ったけど、結局『ニュー・ミュータント』を観ることにした。X-MENシリーズはつい最近まで1本も観たことがなくて、『ワンダヴィジョン』に“ピエトロ・マキシモフ”が登場したことがきっかけで一気見したんだけど、その時はこの作品は日本で公開するかどうかゴタゴタしていたのでスルーしていてそれっきりタイミングを逃していたやつを観ることにした。
X-MENシリーズはこれまでも社会派の差別問題を混ぜ込んだ正統派のヒーロー物語から始まり、ド派手なアクションが売りの『SAMURAI』やら歴史改変物の『フューチャー&パスト』、下世話なギャグとスプラッタから成る『デッドプール』と様々なアプローチで「ミュータント」という題材を描いてきたけど、今回は「青春ホラー」というテーマを一つの建物内のみで完結させて描くという、今までとは全く違った切り口。まさかシリーズの最後でこんなに毛色の違ったアプローチでしっかり面白い作品を仕上げてくるとは。『X-MEN』の懐の広さは半端がない。
あと、公式YouTubeチャンネルで全話無料公開していた『Power Rangers Dino Thunder』の最終話をしばらく忙しくて観れてなかったのをようやく見終えた。本国向けのチャンネルなので日本語の吹き替えや字幕の類はなく、己のリスニング力と自動生成の字幕だけでなんとか食らいついていたけど、意外とちゃんと楽しく観れた。
原典の『アバレンジャー』ではアベレキラーが純然たる悪の戦隊として1年間きっちり暴れていたのがとても面白かったけど、どうやら海外向けのニーズは違うらしく、かなり早い段階で改心して(というより洗脳が解けて)仲間になったのには驚いた。そしてその後も、映像流用の都合からか「悪い偽ホワイトレンジャー(アバレキラー)」が出てきてホワイトレンジャーが2人になったりとちょっと苦しい扱いを受けていたけど、結果敵幹部が全員「悪意を帯びた力に操られた者たち」に統一されたことでこれはこれで面白い物語になっていた。
気がついたらダイノサンダー以外にもいっぱい無料公開されていたので、今度はまた別の作品にも手を出してみよう。何にしようかな。
明日は片道2時間かけて研究室に行く日だけど、多分雪のせいで2時間じゃ済まないんだろうな。こんなことなら日を改めれば良かった。でも、明日を逃したらチャンスがないのも確かだし。頑張るか。
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