【報告】横溝発表会&読書会 ありがとうございました
横溝文化祭へのプレイベント第二弾「横溝発表会&読書会」。
今回は大阪での開催となりましたが、北海道はじめ全国各地から多数ご参加いただき、本当にありがとうございました!
今回は「横溝発表会&読書会」という、参加型イベントということで、会場一体となって大盛り上がり。
横溝づくしの一日となりました。
会場を飾ったのは「横溝パロディ看板」。
こちらは、横溝作品に関連したハンドメイドで知られる「横溝クラフト手芸部」部長のおさむしさんに全面的にご協力いただきました。心より感謝申し上げます。
また会場には、おさむしさん製作の消しゴムはんこも多数展示。
参加者の皆様には、実際に押して帰っていただきましたが、こちらも大人気で、常に長蛇の列でした!
さて、第一部は横溝発表会。
4名の発表者の皆様が、クラフト手芸、ロケ地探訪、コスプレ、ジオラマ作成など、それぞれの切り口からの、横溝作品の楽しみ方を披露。
イベント時にお配りしたアンケートでも、「発表会が開催されたらまた参加したい」、というお声が一番多かっただけでなく、
「自分もロケ地に興味がある」
「自分のコスプレも披露したい」
などの感想をいくつも頂戴しました。
「次は発信側に」と考えていただけたことが、主催者一同本当に嬉しく感じております。
そして、初回にもかかわらず、ご登壇・ご発表をご快諾いただいた四名の皆様、本当にありがとうございました。
第二部は横溝読書会。
こちらは風々子さんが世話人となって、リアルや、オンラインで開催されてきた催しを、イベント用にアレンジして開催しました。
通常の読書会は、参加者全員が自由に発言しますが、今回は参加人数多数のため、あらかじめ発言をするパネリストを設定。会場の皆様は「聴講参加」というかたちをとらせていただきました。
今回の課題図書は『夜光虫』。
パネリストからは詳細なデータや、文献の引用、思いつきメモ、コミカライズの紹介など、様々な角度からの読み込みが提示されました(会場配布資料をご用意くださったパネリストの皆様、ありがとうございました!)。
最後に設けた「会場からの感想コーナー」では、鋭いご指摘や活発な意見も飛び出し、次は発言者の数をもう少し増やしたいと、風々子さんとも話しております。
また、会場では同人誌の委託販売も実施。各10冊までの少部数限定でしたが、こちらも普段即売会などに参加されない方からの委託があり、完売続出という盛況ぶり。あまりに早く売り切れるものもあったので、次回開催時には、受付冊数を増やすことも検討中です。
第二部は「古本ドラフトお持ち帰り会」
前回東京ではくじによる「古本交換会」として開催した古本イベントを、今回はドラフトで好きな本に入札し、持ち帰れる会としてとして、マッチング度をあげて開催しました。
参加者は入場時に配られた「ドラフトふせん」を、イベントの間中好きなときに本に貼って、終了時に持ち帰れるシステムです。
入札がかち合えばじゃんけんで決定。でも入札状況をみて貼り替えたりもするので、じゃんけんまで行った方の方が少なかったぐらいでした。
さて、ドラフトふせんには、ハンコが押してあったのですが、これもおさむしさん作です。(2cm角ぐらいのサイズ)
さて、ドラフト本です。
ひとり1冊は持ち帰れる、という計算でしたが、一部参加者の方から、さらに本のご寄付をいただいたり(中にはおまけ付きの本まで!)、杉本一文先生のサイン入りイベントチラシが出品されたり、最終的には会場内に掲示していた、おさむしさんのパロディ看板まで入札対象になったりと、お持ち帰りアイテムが増えに増え、ドラフト2周目に突入するなど、とにかく大盛りあがりのイベントとなりました。
今回、くじ順による入場やマスク着用など、ご参加の皆様に色々お願い事も多かったのですが、皆様のご協力でスムーズで、安全にイベントを終えることができました。本当にありがとうございました。
最後になりましたが、設営、案内、販売、事務など、実務面でサポートしていただいたスタッフ・お手伝いの皆様、各方面でアドバイスやご協力を頂いた木魚庵さんに、心から感謝申し上げます。
さて、次回プレイベントは2024年2月、東京で朗読劇と古本の2本柱で開催です! こちらもどうぞよろしくお願いします。