母親の不調⑮　～原因がわからない

今日は、退院後の外来診察でした。
退院時に渡された外来診察の最初の予定は
なぜか肺がん手術担当をしたT先生の呼吸器外科外来でした。

「仕事があるし、診察だけだから来なくてもいいよ」
と母親は言いましたが、何か気になるので、
早退をして外来に付き添いました。

診察室に入ってすぐに先生から言われたのは、
「胸水は陰性と出たのだけど、画像でもう少ししっかりと
検査をしたほうがいいという所見になりまして」
というまさかの内容・・。
肺がんが再発している可能性があるそうなので、
PET検査を受けるように勧められました。
ちょうど一年前の今頃、母親は肺がんが発覚してPET検査を
受けに行きました。
まさか１年の間にまた同じ検査をすることになろうとは・・。
その間に心臓の手術もはさんでいるというのに。

ショックは受けましたが、もう精神的に疲れてきているのか
なんとなく冷静でいられる自分がいました。

T先生に、しこりの結果を聞くと、
結果は出ているようだけど、担当の先生の診察を受けて
説明を聞くようにと言われました。
担当の先生が不在だったので、１時間半ほど待って、
代わりの先生に結果を聞くことができました。

結論としては、
「しこりが何なのか不明」
だそうです。
ただ、癌性のものではないだろう、ということでした。
１か月後にまた検査をして、大きくなっていないか
確認をするそうです。

しこりについては、いったんホッとしましたが、
なんといっても肺がん再発と言われた直後なので、
喜びも半減という心境でした・・。

来週、市外にPET検査を受けに行ってきます。
去年、肺がんが発覚した時には、
いろいろと付き添いにはいきましたが、
母親にはもっと体力があり、自分でシャキシャキと動けたので、
それほど負担には感じませんでした。
ただ、今回は、母親の体力がなく、日常生活でさえままならない状態なので、どれくらいのフォローが必要なのかという心配も出てきました。

せっかくしこりについては落ち着けそうな結果だったのに、
まだまだ不安は続くのか・・。