ヲタクだった私
みなさんは、人生で「ヲタク」というものを経験したことがあるだろうか。
私は、ある。
誰にとっても、懐かしい曲という物があると思う。
18歳まで、私はクソ田舎で育った。
そんな私が中学3年生から高校にかけて熱狂的にハマっていたのが、K-POPだ。
わたしはK-POPヲタクとして生きていた。
先日、いつものようにYoutubeをみていたところ、こんな動画が出てきた。
「Evolution of K-pop Girl Groups(2009-2019)」
2009、中学3年生だったころ。
まさにドンピシャだった。
たまに思い出しては自分で昔の曲を検索していたが、このように大々的にまとまった動画が出ているとは...
私はその動画を見てみることにした。
日本でも当時爆発的な人気を得たKARAや少女時代など、懐かしい曲ばかりが続いた。そんな中、2010年のコーナーにある1曲が出現した。
「too late - co ed school」
私の頭の中に、消されかけていた記憶が走馬灯のように一気に押し寄せてきた。
その一瞬の衝撃は、自分でも経験したことのないほど相当だった。
クラスの違うヲタク友達と休み時間に廊下で合致しては、狂ったように歌い踊り倒した時間が、信じられないくらい鮮明に思い出されたのだ。
この曲は、男女共学(co ed school)というグループの曲だ。中学時代の友達に教えてもらって、私がK-POPを知って間もない頃に何回聞いたかわからないくらいハマっていた曲だった。
それだけハマってたにも関わらず、活動期間がめちゃめちゃ短く、すぐいなくなってしまったため、自分の記憶から消されかけていた。
ヲタクというと、あまり良いイメージを持たない人もいるかもしれない。だが私にとっては、どう考えても、自分がヲタクとして過ごした時間が人生を変えたとしか思えない。
そして、そう考えれば、ずっと嫌だった地元の田舎に生まれたことにさえ、感謝の念が生まれたのだった。
ヲタクに限らずとも、とにかくその時熱中していることに全力を尽くすって、結局人生ってそれしかないんだと思う。
K-POPヲタクから人生にどう影響を与えたかについては、また詳しく書いてみたいと思う。