抜毛症だった件について。
「抜毛症」という病気が存在するのを去年知った。
主に思春期の女の子が陥りやすい、周囲からのプレッシャーなどのストレスを、自らの髪の毛などを抜くことでサインをだすのだそうだ。
そして驚くことに、それはまさに自分が15~16歳のときに陥っていた状態だった。まさか病気として存在したとは知らず私は衝撃を受けた。
今となっては自分のせいだと思えるが、当時は両親をひどく恨んだものだった。田舎の小さな街で、先生と医者、市議会議員の家庭。市内では優秀な家族として知られていて、比較的厳しく