村井善幸

システムエンジニア、プログラマ。 / モノクロラセン主宰。演出、劇作、俳優、制作。

村井善幸

システムエンジニア、プログラマ。 / モノクロラセン主宰。演出、劇作、俳優、制作。

マガジン

  • 私的な思索の試行

    思いついたことやちょっとしたつぶやきを(なるべく毎日)書きます。 X(Twitter)のつぶやきよりは多く、ブログよりは少ない文字数で、ときにまとまりのないままのことも書き留めていきます。

最近の記事

複式簿記を知ると楽しいよ

某総裁選でちょっと話題になっているような、内部留保がどうだBLがなんだという話でもおなじみの複式簿記。 私、実は日商簿記2級を持っていて、複式簿記が多少わかる。 複式簿記というのはBLこと貸借対照表と損益計算書を作成する一連の段取りのことで、つまり貸借対照表と損益計算書が何を表しているのかがわかる。 ちなみに内部留保とは、貸借対照表における借方と貸方の差のことで、つまり貸借対照表を真面目に作成すれば、内部留保の由来は貸借対照表を見ればわかる。 複式簿記に触れたのは、なんとい

    • テレワークについて

      テレワークをやめる企業が増えてきている 私はテレワークが合っていると思っているが、合わない・効率が下がる人もいるのでしょう。 テレワークのデメリットとしては、コミュニケーションがスムーズに取れない、サボっていてもわからずに効率が下がる、などか。 テレワークを継続したい身としてはそうならないよう気をつけたい。 コミュニケーションの問題はコツがあるように思う。 進捗を問われる前に軽くチャットで投げておくだけでだいぶ信頼度が違う。 芳しくないときはより早めに進捗を上げる。 正直

      • ガチで危機感持ったほうがいい

        「競争したことがない男はガチで危機感持ったほうがいい」のような話がバズって流れてきて、弱い男である私は率直に不快感を覚えるのではあるのですが、正しいこと言ってるなとも思いました。 男性のコミュニティにとって、他の誰かよりも何かで上回ること、それを互いに比較し上下を極めること、いわゆるマウントは関係性を構築するうえでの絶対的な指標です。どちらが強いか優秀かで競い合っている、四六時中そんな話をしています。 私は気も弱くて大きなことも言えないタチなので、そういうホモソーシャルなコ

        • リベラルアーツ超大事

          「リベラルアーツ」、一時期さかんに言われていたキーワードではありますが、やっぱ大事です。超大事。 ここ最近ずっと本をたくさん読むようにしていて、改めてそう思います。 「リベラルアーツ」ってなんぞや。いわゆる教養とか一般常識とか言われているもので、これがあることによって他のいろんな実学が自分の実になる、いわばすべての勉強のベースとなるものと考えておけばいいでしょう。 古代だと「自由七科」と言われて、「文法学・論理学・修辞学・算術・幾何・音楽・天文学」のことを指しているようです

        複式簿記を知ると楽しいよ

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        • 私的な思索の試行
          12本

        記事

          パクリの境界

          とあるゲームのパクリ・パクリじゃないの論争が最近賑わせています。 僕はプレイしてないですが。。。そのうち触ってみようとは思っています。 よく言われる話ですが、ゲームにおいて、ゲームシステムを「パクる」、同じようなゲームシステムを参照してゲームをつくることは、基本的にはよく行われていて問題のない行為とされています。 これはひとえに、ゲームシステムをプログラムとして破綻なく実装することとゲームとして面白いものに仕立て上げることが、相当に難しいからです。 (もちろん、ゲームシステ

          パクリの境界

          「なるほどですね」

          福岡に移り住んで10年以上くらいなんですけど、福岡の方言らしいですねコレ。 福岡に来て初めてコレを聞いた時の衝撃は覚えています。 仕事の話でエージェントと同行して相手方の話を聞くシチュエーションで、その方が相槌として「なるほどですね」と言い、相手方も別段驚く様子もなく話を進めているのを横で聞いていたとき、内心、「え?今のなに?失礼ではないの?」と思いました。 以前から、相槌としての「なるほど」をかしこまった場で使うことができないことに悩ましいものを感じていて、「はい」に似

          「なるほどですね」

          noteに「つぶやき」ってのがあることにいま気づいたけど、これどうなるの?見え方とか。Twitter(Xか)からの移行先として検討に上るようなものなんだろうか。 文字数はどれくらい?…って下に書いてあった。140字、Twitterと一緒か。

          noteに「つぶやき」ってのがあることにいま気づいたけど、これどうなるの?見え方とか。Twitter(Xか)からの移行先として検討に上るようなものなんだろうか。 文字数はどれくらい?…って下に書いてあった。140字、Twitterと一緒か。

          「倍速視聴」したいとき

          動画を1.5〜2倍速で見る「倍速視聴」 僕も、情報を得る系の動画を見るときは使うことがあります。 ほんとは話題の頭までスキップする機能がほしいですが、いずれAIでなんとかなりますかね。 一方、映画やアニメなどのエンタメコンテンツで「倍速視聴」するのは当然ながら意味がない。 創作者の意図として設計された時間や間を吹き飛ばしているわけで、エンタメコンテンツとしての必要な部分を捨てていることになります。 と、それは方方で散々言われている話だと思いますが、ではなぜ、「倍速視聴」する

          「倍速視聴」したいとき

          「葬送のフリーレン」の「勇者」が分からない。

          ・・・そういう意見を見かけて、「そういえば、そうか」と思いました。 僕はドラクエ、FFもやるし、ウィザードリィも触ったことがあるし、何ならD&DとかグループSNEのコレクションシリーズを愛読してたりでTRPG文化にも触れたことがあるので、勇者だのエルフだのと言われてもすぐに「はいはいなるほど」となるのですが、確かにわからない人もいるよなあ、と。 てか。そういえば「葬送のフリーレン」は直接的には何を参照しているのでしょうね? ドラクエやFFにはエルフは出ない(出る作品ある?

          「葬送のフリーレン」の「勇者」が分からない。

          目から死ぬほどヤニが出る

          最近、目からヤニが出ます。ベタベタする。 起きぬけだけではない、時間が経つと目がベタベタしてきて、こすると良くないので洗眼薬で洗い落としますが、それでもすぐにベタベタする。 原因が分からなかったのですが、どうも風邪らしいです。症状が酷くなってきて、風邪らしい感覚になってきてから気が付きました。 それと、目薬で治るという情報を掴んでググっていたら、昔にアレルギー用の市販の目薬を買っていたのを思い出し、それをさしてみたら目ヤニが止まりました。 アレルギーだったかもしれません。体

          目から死ぬほどヤニが出る

          「わかりやすく話すことをやめた」話

          「頭の良い人は、難しい話を難しい言葉を使わず、わかりやすく話すことができる」 昔からよく聞く言葉で、ある面ではそのとおりだな、と思っていましたし、自分も、そういう話し方を心がけたこともあります。若い頃。 難しい言葉で相手を煙に巻くような物言いは良くないことだと思っていましたし、つい難しい単語を口走ったときに、「難しいこと言うな」と注意されたこともありました。 最近では、この心がけを辞めています。 わかりやすく話そうと噛み砕いて説明する人は偉いと思う一方、僕自身は「もういいか

          「わかりやすく話すことをやめた」話

          「タイパ」のいい情報収集

          「タイパ」って言葉、全然好きじゃないですが。 それを差し引いても、「動画はタイパがいい」なんて、全然そんな実感ないですよ。 最近BGMがわりにYoutubeを適当に流すようになったのですが、YouTube動画はタイパ=タイムパフォーマンス=時間あたりの情報入手量がよい、ではなく、集中したり咀嚼したりのコストをかけずに内容が入ってくるものだと感じます。 つまり、「効率が良い」というより「負担が少ない」という意味で言っているのではないか、と感じます。それならわかる。 あと

          「タイパ」のいい情報収集

          J.H.ブレナンの訃報によせて

          J.H.ブレナンが2024年1月7日に亡くなられたとのこと。ご冥福をお祈りします。 「14へ行け」で一部には超有名な、「グレイルクエスト」というゲームブックの作者です。 当時中学生だったか、むさぼるように、何度も、読んでいました。 (当時はグレイルクエストというシリーズ名はついてなかったです。) 間違いなく、今の僕を作った創作物のひとつです。 もう20年は見ていなくて、内容もほとんど忘れてしまっていますが、アイデア溢れる謎解きやユーモアに富んだ語り口の手触りから得た感動は

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          ストリートファイター6、やってます。

          昨年から、ストリートファイター6、やってます。 これまで格ゲーはちょろちょろ触ってはいたものの、腰を据えてランクマをするのは初めてです。 半年やってますが、ただいまマリーザでようやくプラチナ4というところで、なかなか苦戦しております。 でも、楽しい。 格ゲー、勝って楽しむには練習が必要だし、負けると悔しくてムカつくしで、万人に勧めるには重たいゲームジャンルではありますが、スト6はモダン操作でだいぶ改善されていますし、今なにより人が多いので、始めどきです。 僕も昨今の流れに

          ストリートファイター6、やってます。

          TRPGやってます

          あけましておめでとうございます。 2024年の始まりはなんともたいへんですが、私は直接に被害を受けたものはないので、なるべく例年通りに、新しい年を始めたいと思います。 さて、2023年のクリティカルなSNSへの失望から、何か別のところで発信してみなきゃなあ、と思いつつ、まったく何もできていなかったのですが、2024年はとりあえずnoteで短めのテキストを書いていこうと思います。 できれば毎日。せめて平日。 内容は思いついたことや日々のつぶやきを書いていきます。とりとめもない

          TRPGやってます

          「お金をもらう以上プロだからな、ちゃんとやれよ」

          私、アマチュア演劇やってるんですが、「お金をもらう以上プロだからな、ちゃんとやれよ」、という言、よく聞きます。言われたことも何度かある。 この発言に対して、言いたいことはいっぱい出てくるし、いっぱい出てくるがゆえにうまく反論ができないのですが、とりあえず「妙ちくりんな発言だなあ」と思っていることはここで伝えておきます。呆けた顔しているのもそのせいです。 まず、「プロだから」という言葉に、「そもそもプロとはなんぞや」ということが気になるわけです。 「プロ」という言葉からイ

          「お金をもらう以上プロだからな、ちゃんとやれよ」