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成りあがりを読み進めると・・・、俺・・・

矢沢永吉の著書「成りあがり」。

俺、矢沢さんのこと、普通にしか思っていなかった。

もちろん幼いころ暴れまわったようだけど・・・。

以前買ったこの本を、今日再び手にしてみた。

途中放棄した本。

読み進めていたところに栞を挟んであったので、

そこから読み進めた。

ところが今の俺にとっては、何てけなげなんだろう、

何て凄いヤツなんだろう、何てカッコイイんだろう・・・、

そんな気持ちがふつふつと湧いてきて、

そのうえ、こみ上げてきたのだ。

自分の欲しいエンタメ品を手に入れる為にアルバイトする学生を、

揶揄するのではなく、

そんな生活ができる人に憧れていたと素直な心で記しているのだ。

そう、矢沢さんは幼いころ、食べるためにバイトをしていたのだ。

欲しいものがあっても我慢し。

でも彼は屈託のない素直な心は捨てずに、

その生きざまを通してきたようだ。

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まだ途中までしか読んでいないこの本、最後まで読みたいと、思えた。

多分、僕も本当の人生の辛酸をなめ、

本物の苦しみを涙と共に乗り越えてきたから、

「ほんまもん」の息遣いを、そういった人たちから感じられるようになったんだと

「少しは」思えるようになった気がする。

彼を見習おうと思う。

そんな素直な心、綺麗ごとではない、ただの実力のないスタンドプレーではない、

そんな心を大事にしていこう。

「矢沢さんって、カッコイイね‼」。

ネタバレにはならない程度に、

彼の幼少期を少し触れて紹介させてもらった。


Rose Garnet

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