ヨーロッパ旅行記【2日目・バルセロナ②】~カンプ・ノウ、ビーチからの旧市街~
このシリーズは、2024年7月18日〜8月3日にかけて行ったヨーロッパの旅行記です。
旅行の日程、一日ごとに記事を連載していきます。
↓↓↓前回の記事はこちら↓↓↓
☆ヨーロッパ旅の工程表☆
シンガポール(※トランジット約7時間🇸🇬)
→バルセロナ(スペイン🇪🇸)3泊
→ニース(フランス🇫🇷)3泊
→パリ(フランス🇫🇷)2泊
→ロンドン(イギリス🇬🇧)1泊
→リール(フランス🇫🇷)1泊
→ブリュッセル(ベルギー🇧🇪)1泊
→ローマ(イタリア🇮🇹)3泊
→台北(※トランジット約8時間🇹🇼)
これにモナコ🇲🇨やバチカン🇻🇦といった小国を含めると、合計9カ国11都市に行ってきました!
※記事は全て旅行当時の情報です。ユーロ€、ポンド£に関しても当時のレートで記載します。(2024年7月20日は1ユーロ171円。小数点以下切り捨て)
サッカーファンの聖地、カンプ・ノウ
バルセロナ2日目のこの日、まずはFCバルセロナの本拠地で、サッカー専用スタジアムのカンプ・ノウに向かいます。ホテルで朝食を取った後、10:30頃トラムに乗って出発します。
Avinguda de Xile駅に到着。カンプ・ノウまで歩きます。
カンプ・ノウは、プロサッカークラブ「FCバルセロナ」の専用スタジアムとして、1957年に開場しました。
フランコ政権の独裁体制のもと、抑圧されていたカタルーニャ人が唯一カタルーニャ語の使用を黙認されていた場所がここカンプ・ノウだったと言われています。
それほど、地元カタルーニャの人々にとっては象徴的な場所で、サッカーを超えた存在と言えるでしょう。
そのスタジアムはというと、、
2023年6月から改修真っ只中です。完成は2026年予定です。
もちろん知ってはいましたが、せっかくバルセロナに来たので、サッカー好きの僕としては行かないという選択肢はありませんでした。
スタジアムツアーなどもなく、ミュージアムのチケットも無いので、公式ショップで雰囲気を味わいに行きます。
プラン的にはミュージアムには行かない予定でしたが、グッズショップでも充分に雰囲気は味わえました。
スタジアムの中には入れなかったものの、充分に本家の空気を味わった後は、地下鉄を乗り継ぎ、約1時間ほどかけてビーチに向かいます。
バルセロネータのビーチを歩く
12:45、ほぼ「バルセロナ」みたいな名前のBarceloneta駅に到着しました。
ここで一旦昼食。初日で食べたパエリアのせいで、「毎日パエリアでもイケる」という変なスイッチが入ってしまったため、この日も事前に調べたパエリアのお店へ。
お値段はなかなかしたものの、大満足の味でした。
舌鼓を打ち鳴らし、上機嫌のままビーチに繰り出します。
海と空とヤシの木が織りなす開放感と、そこにいる人々の自由を謳歌している感じが、ロサンゼルスのサンタモニカに似ていました。移住を検討したくなるくらい良い雰囲気でした。
最初から泳ぐ予定ではなかったので水着は持参せず。近くにあるモールみたいなところでジェラートを食べます。
おやつタイムを終えた後は、最寄り駅まで歩き、再び地下鉄に乗ります。
ピカソ美術館からのゴシック地区
16:00。Jaume I駅で降り、向かうはピカソ美術館です。
スペインが生んだ天才画家、パブロ・ピカソ。成人してからの創作活動はほとんどフランスで行なっていましたが、生前の彼自身の意向で1963年に作られたのがこのピカソ美術館です。死後である1985年にオープンしたパリのピカソ美術館と比べて、バルセロナの方が初期の作品が多いそうです。
見覚えあるピカソの作風から、見たことのない作風まで色々な展示で楽しめました。事前ネット予約で、入場料は€14.00(約2,394円)でした。
ピカソ美術館から、徒歩でゴシック地区まで歩きます。この一帯は旧市街と呼ばれるエリアで、前日に歩いた新市街よりもさらに前に出来た街。ローマ時代の城壁に囲まれていた中心部なので、建物の雰囲気がまたグッとレトロで歴史を感じます。
バルセロナ最大の聖堂、サンタ・エウラリア大聖堂周辺が特に荘厳で、テンションが上がりました。日本のお寺とか古い街並みにテンションが上がる外国人観光客はこんな気持ちなのかなと思います。
周辺をウロウロし尽くし、大聖堂正面には最後に辿り着きました。ここに観光客が集中していて盛り上がっていましたが、観光客に変な絡み方をする大道芸人もいて少し危なさも感じるエリアでした。
エロティックミュージアム、ブケリア市場
19:00。前日のグラシア通りより南に位置する、もう一つのメインストリート、ランブラス通りを歩きます。高級ブランドが軒を連ねるグラシア通りに比べ、ここの方が観光客向けのお店が多かったように思います。
直前の思いつきで入ることを決めたエロティックミュージアムにやってきました。
性に関する歴史や、性にまつわる世界中の文化に触れられることの出来る博物館で、面白半分で入りましたが、普通に勉強になりました。
他の外国人観光客が爆笑して楽しんでいるのを見て、やっぱりエロは世界共通なんだと再認識しました。
最後は、同じくランブラス通り沿いにあるブケリア市場にやってきました。バルセロナで最も有名な市場で、一年中観光客で賑わっている場所です。京都の錦市場とか大阪の黒門市場みたいな感じですかね。
時間的に閉まっているお店も多く、結局何も買いませんでした。
そのまま駅まで戻り、ホテルに帰りました。
というわけで、今回はここまで。
次回は、コロンブスの記念塔、ラバル地区、グエル公園に行った時の様子をお届けします!
それでは、また!