ヨーロッパ旅行記【3日目・バルセロナ③】~コロンブスの記念塔、グエル公園~
このシリーズは、2024年7月18日〜8月3日にかけて行ったヨーロッパの旅行記です。
旅行の日程、一日ごとに記事を連載していきます。
↓↓↓前回の記事はこちら↓↓↓
☆ヨーロッパ旅の行程表☆
シンガポール(※トランジット約7時間🇸🇬)
→バルセロナ(スペイン🇪🇸)3泊
→ニース(フランス🇫🇷)3泊
→パリ(フランス🇫🇷)2泊
→ロンドン(イギリス🇬🇧)1泊
→リール(フランス🇫🇷)1泊
→ブリュッセル(ベルギー🇧🇪)1泊
→ローマ(イタリア🇮🇹)3泊
→台北(※トランジット約8時間🇹🇼)
これにモナコ🇲🇨やバチカン🇻🇦といった小国を含めると、合計9カ国11都市に行ってきました!
※記事は全て旅行当時の情報です。ユーロ€、ポンド£に関しても当時のレートで記載します。(2024年7月21日は1ユーロ171円。小数点以下切り捨て)
コロンブスの記念塔、ポートベル散策
バルセロナ3日目。この日は朝から雨が降っていました。スペインの7月はほとんど雨が降らないと聞いていたので、びっくりしました。
朝食を摂り、10:30ホテルを出発します。
メトロ・トラム・バスが共通で使えるチケットの10回券が切れてしまったので、1回券を駅の券売機で買うことに。
コロンブスの記念塔にやってきました。カタルーニャ地方とアメリカの交易を記念して1888年に建てられた塔で、コロンブスが指さす方向が新大陸(南北アメリカ)だそう。エレベーターで展望台まで登れるそうですが、広場で写真だけ撮りました。
その後、徒歩で海に浮かぶ遊歩道、ポートベルへ向かいます。
道中、屋台でノリで買ったバナナクレープが胃もたれしました。
12:00。ショッピングモール、マレマグナムを買い物がてら探索します。
施設内はペット連れの客がたくさんいました。日本では考えられない光景に驚きながらも、愛犬家に寛容な社会でいいなと思いました。
スペイン犬(スペイン人みたいに)は性格的に大人しいんですかね。
フードコート、Time Out Marketにやってきました。ブルックリンでも訪れたことのあるフードコートで、世界的なチェーンであることをここで知りました。
ちなみに、うめきたのグラングリーン大阪にも、2025年春に出来る予定です。アジア初進出だそうで今から楽しみですね。
おしゃれタウン、ラバル地区
13:30。昨日も訪れたランブラス通りに再びやってきました。雰囲気がバルセロナの心斎橋って感じです。
昨日行って閉まりかけだったブケリア市場にリベンジしようと思いましたが、まさかの日曜定休でした。市場は堪能できず。
ランブラス通りの西側、おしゃれエリアとして名高いラバル地区にやってきました。カフェやグルメ、古着屋などが豊富なエリアで、歩いてるだけで楽しいです。
目星をつけていた古着屋も回りましたが、ほとんどが日曜定休日でした。涙
日曜なんやから儲かるし開けてよ、なんて考えはバルセロナでは通用しません。
エンパナーダというミートパイみたいなやつを食べました。牛肉とチーズがパイと相性良くてめっちゃ美味しかったです。ここのエンパナーダはアルゼンチンのスタイルだそうです。
レストラン満喫、コーヒーブレイク
15:00。昼か夕方か微妙な時間ですが昼食を取ります。
事前に調べていた「CIUTAT COMTAL」というレストランに向かいます。
この日、朝食以外ではクレープと牡蠣とエンパナーダといった、軽食しか食べてないので、ここではガッツリレストラン飯を堪能します。
結構ちゃんと堪能して、1人3,300円くらいでした。美味しくて、かつリーズナブルなので、バルセロナに訪れた際は是非ともオススメです。アメリカでは金額にビビってあまり入らなかったレストランも、スペインではこうして満喫できました。
ぶらぶらしながら直前にGoogle Mapで見つけた「ザ・コーヒー」というコーヒースタンドでアイスラテを飲みます。
それにしてもバルセロナの街は本当にゴミが少なくて、歩いていて気持ちがいいです。このエリアにも清掃の人を何人か見かけました。行政を挙げて街をクリーンにしているんでしょうね、
ガウディの傑作、グエル公園
18:50。電車とバスを乗り継ぎグエル公園にやってきました。
オンラインチケットをこの日の朝に急遽取りましたが、枠がこの時間しか空いておらず、遅めの入園になりました。
グエル公園は、高台にあるバルセロナの街が一望できる公園で、もともとはグエル伯爵とガウディが作り上げた分譲住宅でした。工業化が進んでいた1900年から1914年の間に建造された建物群は、自然との調和を目指したものでしたが、進み過ぎた発想と尖り過ぎたデザインにより、60軒中売れたのは2軒で、買い手はグエル伯爵とガウディの2人だけでした。
グエルの死後に工事は中断。敷地は市に寄付され公園として利用されることに。1984年に世界遺産に認定、現在はバルセロナを代表する観光名所になっています。
ガウディは天才超えて変態の域でした。こんなところに普通の感覚の人間は住むはずないやろ!と言いたくなる建物ばかりでしたが、その攻めた精神が時代を経て、多くの人々を楽しませてるんだなと感じました。
再びバスと電車を乗り継ぎ、ホテルに戻ります。
22:00過ぎに就寝。
明日はいよいよバルセロナを出発する日。2つ目の街、フランスのニースに向かいます。
☆バルセロナまとめ☆
バルセロナは、何度も言うように街が本当にキレイでした。ゴミがとにかく落ちてないし、治安も悪いと感じませんでした。特に危険な気配もなかったです。自販機をたくさん見たと言うことは治安がいいのかなと思います。
料理も美味しいものばかりだし、味の感覚も日本人に合ってる感じがしました。一番美味しかったのは、2日目に食べたタコのガリシア風です。
公共交通機関の利用がしやすく、チケットも統合されているなど、とてもわかりやすかったです。
行動範囲もそこまで広げなかったからなのか、利用した路線が少なかったのかわかりませんが、とりあえず移動しやすかったです。
旅行記のこのタイミングで言うのもアレですが、僕が今回行った国の中で人に一番オススメしたいのはバルセロナです。それほど行ってほしいと思える街でした。
また、ヨーロッパではこの季節基本そうだと思うのですが、日照時間がとにかく長い。記事でも書いたように、21時過ぎまで街が明るく、外でお酒を飲んだり、子供たちがサッカーをしたりしています。最初に訪れたということも相まって、バルセロナの陽気で自由な雰囲気を強く感じました。
あと、真夏なのにセミの鳴き声を全くと言っていいほど聞きませんでした。セミって日本特有のものなんですかね。笑
赤ちゃんの段階でピアスしてる子がいて驚きました。
妊婦さんもカジュアルな服を着ていました。
建物内はほとんどペットOKでした。本当に日本にはない自由さです。
言語に関してはほとんど英語で困ることはなかったのですが、一度バス停で案内してくれたおばちゃんは終始スペイン語でまくしたてられて、気遣いはありがたいのですが、苦笑いするしかなかったです。
若いお店のスタッフは英語いけるけど、ずっと地元に住んでる年配の方はスペイン語しか喋らない(喋る気がない)、といった印象でしたね。
とまあ、バルセロナはこんな感じでした。
次はニースの旅行記をお楽しみに!
それでは、また!