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SUPER STAR
みなさんどうもこんばんは。
じょんがら兄弟のあぶらでごんす!
今日はオレの誕生日ということで、ちょっと昔の思い出話をしたいと思います!
同期の芸人“ぶるぼん”とのお話。
あの山口県が生んだスーパースターです。
先日そのぶるぼんがツイッターにあげたコラムを読んで当時のことを思い出した。
まずはこれ読んでみて。
柳井日日新聞さんに載せて頂いてたコラム、今日が最終回でした✨
— ぶるぼん (@9Damare) February 2, 2021
まだまだスーパースターとしてこういうの書かせて頂くレベルではないんですが載せて頂き、感謝しかありません❗️
もっと活躍の場が広がったら本にしたいです😄
それはもう少し先の話。
とりあえず、こちらでご一読下さい😄⭐️⭐️⭐️ pic.twitter.com/0qi7mqooI3
劇場からの卒業単独の頃。懐かしいなぁ!
その当時ちょうどオレたちの同期から上の芸歴の芸人がみんな劇場から卒業することになっていた。
それで卒業する前に手を上げた人が単独ライブを劇場でやらせてもらえることになった。
卒業単独って言ってるけど実は、初めて人前でネタをやったのが卒業単独やったし、コンビとして初めて舞台に立ったのも、そのたった2ヶ月前の劇場の年越しライブやった。
どうしてかっていうと、4ヶ月前に今のコンビを新しく組んだところで(コンビ名はまだ“デリバリーパンダ”だった)、タイミング的にもう少しコンビを組むのが遅かったら、もしかしたら卒業単独も出来なかったかもしれん。
そんな状態やったけど、その時点で卒業単独のあとのスケジュールはゼロ。
オーディションライブも出られないから、舞台に立つ機会もなくなる。
だからせめて単独ライブだけでもやろうってことになった。
単独ライブのポスター(元ネタ分かる人おる?)
今ではこんなにまん丸やけど、当時はトガりにトガってたから最初はチケット売りに全然やる気なかった。
無理矢理チケット売ったお客さんになんて来て欲しくなかった。
トガりまくっていたころのオレ。
でも、周りのみんなが毎日寒い中がんばって劇場の前でチケットを売っているのを見ていて、自分も参加するようになった。いろんな人に怒られたなー。(その節は申し訳ございませんでした)
公演が終わって劇場から出てくるお客さんに手当たり次第声をかけて、自分の単独の話をする。
もちろんお客さんからすれば、全然知らんやつにいきなり「単独ライブやるんで来てください!」って言われても知らんがな状態やったと思う。
でもその当時はいろんな芸人が毎日卒業単独のチケ売りをしていたので、お客さんの中でも「卒業単独ってあるんや」みたいな雰囲気になってて、だんだんと話を聞いてくれるお客さんが増えていった。
その期間にはじめてお客さんと写真を撮り、チケットにサインを書き、差し入れやお手紙までもらった。
今でもその時のことは覚えています。
本当にありがとうございました。
いろんな人の協力のおかげで単独も無事成功させることができた。
ちなみに。
その単独のアンケート用紙には、コンビふたりのうちどちらがイケメンか選ぶ項目があって、そこで選ばれたのがわたくしです。
よく「コンビのイケメン担当です」って言ってるけど、あれ自発的に言ってる訳じゃないからね。
民意ですから。
それまで同期の芸人にもそんなに知られてなかったけど、そこでいろんな芸人と知り合って仲良くなった。
その中のひとりが“ぶるぼん”やった。
単独が終わったあと、劇場を卒業したメンバーが出演するライブが、あべのハルカスでやっていた。
そこで、ぶるぼんの紹介で面識のなかった先輩芸人と話をするようになったり、また別のライブにも呼んでもらえるようになった。
しばらくして、あべのハルカスでのライブはなくなり、また劇場のオーディションを受けれることになったけど、その単独前後の期間でいろんな人たちと出会えていなければ、今どうなっていたか分からない。
芸人を続けてなかったかもしれん。
ぶるぼんはコラムの中で「卒業単独をやらせてもらえることになって救われた。芸人人生が変わった」って書いてるけど、オレはそのぶるぼんのおかげで芸人人生が変わったと思っている。
ぶるぼんと出会ったおかげで、
さらにいろんな芸人さんや新しく見に来てくれるお客さんと出会えたし、
いろんなライブにも呼んでもらえるようになったし、
ダイエットで体重が30キロも減ったし、
ついに初めての彼女もできたし、
テストの成績も上がったし、
部活でも大活躍!
そんなぶるぼんは最近、遠くへ行ってしまった。
でもきっと遠くからこの大阪を見守ってくれている。
今でもオレの心の中にぶるぼんはいる。
とても良いやつだった。
ありがとう!スーパースター!
おわり!