勝ち組トレーダーへの道~トレードノートを作ろう~
こんばんは、毎日サプリメントで、疲労回復しているジジイFXトレーダーの山ちゃんです。
さて、今日は、シナリオでもなく初心者向けでもなく、トレーダーを目指すものへの心構えのような話です。
PDCAサイクルを回そう!
社会人として働いていると、よく会社では、業務のPDCAサイクルを回せと言われるわけです。聞いたことありませんか?PDCA。
P…PLAN つまり計画です。
D…DO つまり計画通り実行です。
C…CHECK つまり実行した結果の振り返りです。
A…ACT つまり改善です。
これを繰り返すことで、業務品質が向上するってことですね。
これって、仕事だけじゃないと思うんですよ。どんなことにせよ、PDCAを回さないといけないと思うんです。
例えば、料理を覚えていくことだって、毎日の積み重ねの中で、自分に合った最高の味付けを掴んでいくわけで。
FXでのPDCAサイクルとは?
はい、そして、FXにも当てはめることができますね。
毎日相場に挑んで、取引して、勝ったり負けたりするわけですよね。
取引ルール通りに行っても、勝ったり負けたり。。。。
負けが続くと、感情が昂って、一発取り返そうと、取引ルールを自己都合で良いように再解釈して、取引を行なって、さらに負けが広がったりと。。。。
おそらく多くの方は、一つの根拠でエントリやエグジットしているわけじゃないと思うので、こっちのインジでサイン出てるから、片方のサインは、まぁいいか。みたいな勝手な自己都合で解釈してしまったりとかですね。
あとで、完成したチャート見てみると、あれ、取引ルール通りじゃない!とかよくあります。まぁ、完成したチャートって、終値表示されてて、1時間足なら、1本のローソク足できるまで、当然、1時間かかるわけで。でも、取引は、終値だけ見て実施しているのではなく、乱高下するチャート見ながらやるから、ローソク足出来上がってみると、そこじゃないやん!ってなりますよね。
さて、今日は、チャートに向き合う中で、振り返りしないといけないよということを言いたかったのです。PDCAのCの部分です。
FXでのPDCAは何をすることなのかを、考えてみようと思います。
まずは、P(計画)ですけど、これは、シナリオを考えるってことだと思います。
デイスイングトレードスタイルの私は、FXシナリオというのを毎週末に考えています。スキャやってる方なんかは、そんな悠長なこと言ってられないから、環境認識になるのではないでしょうか。しかも、長期足での環境認識ですね。
現在、上昇トレンドなのか下降トレンドなのかレンジ相場(トレンドレス)
続いて、D(実行)ですが、これは、読んで字の如く、シナリオ通り
では、山ちゃんがどのように、振り返りしているかを説明します。
タイトルに記載している通り、トレードノートを作ってます。
トレードノートの作り方は、ネットやYouTubeで調べても、たくさん出てきます。紙ノートやタブレットを用いたノートアプリからエクセルまで紹介されました。
結論言いますと、山ちゃんは、「iPad Mini5」を用いて、「Goodnotes5」を使ってます。
トレードノートの一例は、こんな感じ。自分でフォーマット作成できますよ。
①取引履歴
MT4での1週間分取引履歴をスクリーンショットで保管し、各取引毎にトリミングして、貼り付けてます。スクリーンショットを貼り付けるだけなので、超簡単。
②、③取引日時
MT4表示の時間は、日本時間ではないので、サマータイム有無を考慮して、日本時間を書いてます。
④保有時間
これは、トレードスタイルによって、長さが変わってくるのだと思いますが、保有時間と勝敗の関係が出そうな方は、記録した方が良いと思います。
⑤、⑥仮説と根拠
仮説は、自分が考えていたシナリオと合致しているかを確認できるように記録。
根拠は、必ず記載した方が良いでしょう。振り返った時とリアルタイム時と比較すると、あれ?なんでこんなタイミングでエントリしたんだろうってなることがしばしばある。結局、決めたトレードルールで取引できていないことが多いのがよくわかるはずです。
⑦、⑧、⑨TP、SL、リスクリワード
ポジションを持ったら、利確(TP)と損切(SL)を必ず、設定しましょう。
その時、リスクリワードがどうなっているか気にしましょう。
リスクリワード=1:1、勝率50%で、期待値±0ですが、スプレッド分だけ負けてます。リスクリワードは、1:2以上になるような場所でエントリするように心がけています。
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<バルサラの破産確率表> 許容損失率2%時の破産確率
横軸は、勝率です。10回取引して、6回勝って、4回負けたら、勝率60%。
縦軸は、損益率(リスクリワード)です。損益率=平均利益額➗平均損失額で算出できます。6回勝った、平均利益が6000円で、4回負けた、平均損失額が3000円ならば、損益率2倍となります。
上記の勝率と損益率から破産確率をみると、0%ですね。
ちなみに、同じ損益率2倍でも、勝率30%になると、必ず破産するとなってます。トレードノートを作成する意味は、極論すると、これを判断するするためです。自分のP(計画)でD(実行)したら、勝率、リスクリワードはどうなるのか。それは、必ず破産するのかしないのか。勝率が安定していなければ、A(改善)は、どうするべきかを考える必要があるのです。
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脱線したので、話を戻します。もう一度、トレードノートを貼り付けてっと。
⑩、⑪ まぁ、説明いらないでしょ。
⑫ TPやSL以外のところで、エグジットした場合の理由をつけます。デイトレの
予定が日付を超えそうとか、経済指標あるからその前に決済とか、この後、チャート見れないから決済とか。
⑬ 結果で、振り返り統括をします。
⑭ で、最後に反省。
※画像は、チャートキャプチャを貼り付けてます。
今回は、以上です。