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エリオット波動 やまの認識

はじめに

ダウ理論、エリオット波動、グランビルの法則は、FX界隈ではかなり有名だが、

ダウ理論からの派生だと思う。結局は、似たような感じ。

エリオットを紹介しようと思ったのは、やまが初めて月利収支プラスになったときに

取り入れたのがエリオット波動だったから。

でも、そこからもいろいろと悩んだけどね。

エリオット波動は、奥が深すぎる。そして、学者になろうとすれば、勝てない。(やまの場合は、そうだった)

なので、都合よく使うってのがミソだと思ってる。

エリオット波動の基本形

エリオット波動の基本形は、推進5波+調整3波と言われている。

引用元:https://yahoo.jp/zlklsb

上昇トレンドの場合、5つの波を描きながら上昇し、3つの波を描きながら下降する。

上昇5波の中にも、2波と4波は、下げているが、これを修正波を読んでいる。

また、下降3波の中にも、B波は、あげている。


ここで大事なのは、上昇5波+下降3波の構成になっているということ。

さらに、必ずしも全ての相場に当てはまらないから、必死に当て込むのを練習する必要は、全くない。

エリオット波動理論の3つの原則

エリオット波動理論、ラルフ・ネルソン・エリオットさんが提唱したらしい。

これがエリオット波動の特徴だ。


2波は、1波の起点を下回らない。

3波は、1波・3波・5波の中で、最も短くは、ならない。

4波は、1波の高値を割り込まない。


まぁ、大体のサイトで同じような説明されているから、よくわかってるよね。

1つだけ注意は、3波は、最も短くはならないが正解らしい。たまに、1番長くなるって説明してる人いるけど、あれは間違い。1波や5波が一番伸びることもよくある。でも、一番短くはならないってこと。


引用元:https://yahoo.jp/S1Lz5C

さて、ここからがやまの認識。


2波は、1波の起点を割らないのは、当然。だって、ダウ理論でトレンド転換になるから。

3波は、1波・3波・5波の中で、最も短くは、ならないから、3波を狙いにいきましょう。

4波は、1波の高値を割ったら、ダウの否定だから、目線はフラットに。でも、そのまま再度上昇もよくある。


結局のところ、基本形に綺麗に当てはまる事は、ほぼないって事です。

当てはまったとしても、それは、波が完成した後に、

「あぁ、綺麗な形だったなぁ」

と絵画を眺めるが如く。

エリオット波動は、よく後付け理論と言われる所以ですね。


リアルタイムで動く相場では、なんの役にも立たないとよく言われてますね。

じゃ、使えねーのかよというと、ちょっと違うと思いますね。

エリオット波動の波カウント

直近のゴールドチャーで、エリオット波動の波カウントしてみました。

絶対こうなるではなくて、こうなるかもしれないっていう程度です。


エリオット波動の波カウントは、当然ですが、1波を捉えることから始めます。

ダウ理論で、トレンド転換した波を1波とする。

波の捉え方は、他の記事から参照してください。

これに、ダウ理論でトレンド転換したのを、まずは、1波と捉えるのです。

ダウ理論については、さらに他の記事から参照してください。

ダウ理論と波の引き方からすると、こうなる。


移動平均線レベルで、調整が入ると1波確定するので、フィボナッチリトレースメントを1波に当て、

反発する2波終点の位置をある程度予測する。


多くは、この2波で、そのまま下げてしまうが、

1波終点を上抜けることで、3波が確定する。

その時点で、2波終点も確定しているので、フィボナッチエクスパンションを1波・2波に当てる。

3波または5波終点の位置をある程度予測する。


基本原則の1波の高値を割らない事は、ない。って事はない。

1波の高値を割る事はよくあります。なので、4波は、深く考えない。

2波の下落が大きければ、4波は、ヨコヨコになりやすい。

また、逆に、2波がヨコヨコなら、4波は、下落が大きくなりやすい。

良い例が見つからなかったが、こんな感じ。

2波が深く押した場合は、4波は、ヨコヨコになりやすい。


5波は、必ず3波の高値を超えるとは、限らない。

若干届かずに、下げに転換することもよくある。

そして、3波なのか5波なのか見極めるのは、すごく難しい。

そのため、5波は、ダウトレンド転換を持って、確定とする。

下のチャートでは、どっちが5波になるのかよくわからない。

左側の最高値が5波に見えるが、右側の高値が5波に見える。右側5波がたまたま高値更新していないから、下降トレンドが始まった。

なので、割って初めて、5波が確定する。


実践でのエリオット波動の使い方

ここまでの説明で、じゃ、どうやって使うの?

ってなるはず。

1波から5波までの説明を振り返って、どこを取りにけば良いのか考えてみて欲しい。


1波・・・・・1波を待つ。とにかく待つ。1波を狙いに行く事はできないと心得る。

2波・・・・・2波を確認できたって事は、1波は終わってる。フィボ引いて、反発を待つ。

       調整の上げもあるかもしれないけど、2波の中でも、エリオット波動をカウントする。

       3波に構成になっていることが多い。そして、高値更新したら、3波始まり。

3波・・・・・これ本命だからなっ。ここの初動を取るのと、高値更新していくのを取るんだ。

4波・・・・・深めの戻りやヨコヨコになったら、3波終了と見て、決済しとこ。4波の可能性高いから。

5波・・・・・最後にまた伸ばしてくるけど、これは、しゃーなし。頭と尻尾はくれてやれの尻尾と認識すること



あとは、ひたすら実際のチャートで繰り返し、精度を高めるのみ。

フィボナッチの数値もそれぞれの波で目安があるので、エリオット波動を極めたい人は、書籍を買ってみるのも良いでしょう。


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