波の引き方 やまの認識
はじめに
ツイッターやブログ、youtubeの解説で、こんな絵を見たことがあるだろう。
だけどさ、実際のチャートって、こうでしょ?
そうしたことから、初心者トレーダーは、こう思うわけ。
いや、例のようにそんなシンプルに動いてなくね???
そんな綺麗なら、誰だってわかるよって。 あげて、あげて、ちょい下げて、あげてるやん!!!!
どっちなんだい!
ってなるわけじゃないですか。
ここでは、波の引き方について解説しようと思います。
もちろん、これが正解ってわけじゃないです。
あくまで、やまの認識です。
では、行ってみましょ♪
結論
基準となる移動平均線のうねりに沿って高値・安値を決定する。
なぜ波の引き方を学ぶのか
まずは、そもそも論から。
わざわざ、記事にする程のものか? と、思う人もいるかもしれない。
しかし、リアルチャートは、ローソク足でぐちゃぐちゃしているけど、
FXの解説って、直線で描かれた波で表現されている。
ってことは、ぐちゃぐちゃなローソク足を直線で見て、シンプル化しないといけないのだ。
しかも、同じチャートを、見る日によって、見え方が違っては行けない。
気分が乗ってる時は、大きな波で捉えて、沈んでる時は、小さな波って、そんなわけあるかっ!
同じローソク足なら、固定された視点が必要。
移動平均線の設定
何もないチャートだと、まさに体調によって見え方が違ってくるかもしれない。
ローソク足は、その時間での、始値・終値・最安値・最高値を連続して表示している。
数値がたくさん出てくるのだ。
そうすると、シンプルにしようと思ったら、とりあえず、平均するよね。
ってことで、移動平均線を表示する。
移動平均線の期間は、20SMAを用いてみる。
正直、この近辺だとなんでも良いと思ってる。
いろいろなブログや書籍を漁っていた頃には、よく設定値を変えてみたものだ。
だけど、大差ない。
元々は、1ヶ月の営業日は、土日のぞいて、30日ー8日=22日とかって言うざっくり営業日から来ているはず。
まぁ20から25ぐらいだよね。平日5日x4週=20日なのかもしれないけど。
20SMAを表示する。(今は、水平線は、無視でOK)
移動平均線をもとに波を引こう
20SMAのうねりに沿って波を引いてみる。
入り組んでるところは、人によって引き方が違うかもしれないが、
所詮、入り組んでるところなので、特に影響ない。
はい。こんな感じ。
波のうねり付近で、ローソク足の高値と安値を結ぶ
波は1つ上位足の動き
先ほど引いた波は、20SMAをベースにしたものだった。
これは、1つ上の時間足の動きとして捉えている。
例えば、
4時間足の20SMAで引いた波は、日足の動き。
1時間足の20SMAで引いた波は、4時間足の動き。
これは、今後、マルチタイムフレーム分析をするときに使う考え方なので、頭の片隅に置いておいてほしい。