FX初心者のこれだけは〜マルチタイムフレーム~
はじめに
おそらく、勝ってるトレーダーで、マルチタイムフレームをやっていない人は、いないんじゃないかな??
っていうくらい、自然にやれていないとダメなこと。
そもそも、マルチタイムフレームとは???ってところから。
マルチ・・・・複数。
タイムフレーム・・・・時間足
まぁ、簡単にいうと、複数時間足で、見なさいってことね。
エリオット波動でも、波の中の波を探す(フラクタル構造)などあるように、大きな波から小さいな波を確認するっていうのは、当たり前なのです。
それって、マルチタイムフレームってことです。
上位足ー監視足ー下位足を意識し、どの波をとっていくのかを考えましょう。
なぜマルチチタイムフレームが必要か
マルチタイムフレームの必要性は、この下図につまってる。
上位足で、エントリーする方向を決めるため。
大きな流れに乗れると、少々の逆行でも、すぐ戻ってくるし、何より、得られる値幅が大きい。
大きな波に沿って、小さな波を取っていくというのが、シンプルなやり方。
下位足で、優位性の高いところを探すため。
エントリーする際、そこから上げるのか下げるのかは、当然、誰にもわからない。
だけど、上位足が上昇トレンドなら、ダウ理論が言ってるように、上昇継続するわけですよ。
明確なシグナルが出るまで、トレンドは、継続するっていってるわけだからさ。
そうすると、上位足で、エントリーする方向は、決まってるわけだ。
次は、タイミングだけど、これは、上位足だけじゃ厳しい。
下位足で、上昇するタイミングを狙うだけ。
ってみんな考えるんだけど、下位足では、上昇するタイミングを図るのではない。
ここを下にわらなさそうなポイントと伸びるポイント(利確できそうなポイント)を見つけて、
リスクリワードを見るだけ。
FXでのやり方は、「順張り」か「逆張り」の2つしかない。
そして、初心者におすすめなのは、明らかに順張り。
これをやるには、マルチタイムフレームの考え方が必要。
大きな波(上位足)には、絶対に順張り。
あとは、エントリーするとき(下位足)に、順張りではいるか(確率高いが値幅減少)、逆張りではいるか(確率低いが値幅増大)だけ。
複数時間足の組み合わせ
FXで、やまが重要視している時間足は、こちら。
もちろん、トレードスタイルによって、使い方は、様々。
月足 週足 日足 4時間足 1時間足 15分足 5分足 1分足
スイングトレーダー
月足、週足、日足、4時間足
デイトレーダー
日足、4時間足、1時間足、15分足、5分足
スキャルピング
日足、1時間足、15分足、5分足、1分足
この中から、上位足、監視足、下位足を選んで行くことになるだろう。
それぞれの役割
上位足の役割
すでに、上で記述した通り、トレンドの方向性を決め、エントリーの方向を決定することになる。
トレンドが発生していない場合は、レンジ相場としてとらえる。
通貨ペアを決定するのに注視する時間足となる。
監視足の役割
エントリー後に、注視する時間足となるが、思ったように動かない場合は、この時間足で持って、決済判断を行うこともある。
下位足の役割
エントリーする前に注視する時間足となる。
この時間足で、エントリータイミングを図ることになるため、一番長く見ることになる。
マルチタイムフレームのやり方(やまの認識)
やまは、デイトレード〜スイングトレードな感じのスタイルなので、見ている時間足は、以下。
上位足・・・・日足、4時間足
監視足・・・・1時間足
下位足・・・・15分足
上位足で、環境認識
やる事は、環境認識なので、上の記事で、大体説明している。
波形認識を行い、トレンド有無や抵抗帯を探すことになる。そして、エリオットの第○波かを確認。
監視足で、シナリオ想定
狙うのは、上位足のエリオット第3波。
トレンド初動であったり、トレンド継続ポイントを探る。
それらを認識するには、水平線の知識が役立つだろう。
下位足で、エントリーと利確・損切り設定
下位足で、エントリーポイント(トレンド初動やフィボナッチ)でエントリー。
もちろん、上位足で決めた方向にエントリーとなる。この際、損切り位置や利確位置も
リスクリワードの観点(1:1〜1.5推奨)から決定することになる。