守本 陽一
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だいかい文庫で人とコミュニティをつなぐ、社会的処方を行うリンクワーカーになりませんか?
兵庫県豊岡市の地域おこし協力隊として、「人」と「コミュニティ」をつなぐ、社会的処方を行うコミュニティナース/リンクワーカーを募集します。
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健康の社会的決定要因と孤独について
タバコや食生活など、病気になるのは自己責任だと叫ばれます。ただ、近年のその背景に、貧困や所得格差、教育環境など、多様な環境要因が、寿命に影響していることがわかってきています
小さな図書館で働く居場所の相談員、募集します
(2022年4月14日 一部追記)(2023年6月29日 一部改訂)
私が代表理事をしている一般社団法人ケアと暮らしの編集社が営むシェア型図書館「本と暮らしのあるところ だいかい文庫」に勤めるソーシャルワーカー兼事務スタッフを募集します。だいかい文庫は、まちに暮らす人たちが少しずつ本とお金を出し合って作っている小さな図書館です。一箱本棚オーナーさんと呼ばれるお金を出して本を置いている方々は、自
コロナワクチンについて考える会をします。
9月16日更新 日程追加しました。9/18(土)10-12時 9/21(火)18-19時
新型コロナウイルスワクチンの接種が進んでいます。
高齢者のワクチン接種がひと段落つき、10代~50代の若い方への本格的な接種が進みつつあります。医療関係者や行政職員はもちろん、多くの方がワクチン接種に関して尽力していただいています。本当にありがとうございます。
近頃、まちに住む方とだいかい文庫で話してい
医師が商店街の空き店舗に小さな図書館を作った理由。ケアをまわすエコシステム「だいかい文庫」とはなにか。
2020年12月、家庭医療専攻医である僕は、豊岡市の空き店舗に小さな図書館を作った。だいかい文庫と名付けた図書館は、おかげさまでオープン4ヶ月で400冊程度借りられている賑わう図書館となっている。
この図書館は、「シェア型図書館」である。市立や大学の図書館のような公立ではなく、民間のシェア型図書館だ。まちに暮らす人たちが一口2400円/月から共同出資し、一箱本棚オーナーとなり、自分のおすすめする
レッテルを張ることとタグ付けすること
僕ら医療者はいつも患者にタグ付けをしてしまう。
「喫煙歴のある60代男性の呼吸困難」、「独居の80代男性の認知症患者」といった具合である。前者が救急外来に来た場合は、COPD(慢性閉塞性肺疾患)かな?心不全や肺炎も考えないといけないななどと考える。後者の患者が外来に通院している場合は、生活が一人でうまくいけるのか、連絡が取れる親族はいるのか、そろそろグループホームの入所時期だろうかとゆくゆくのこ
noteマガジン「ケアとまちづくり、ときどきアート」が書籍化されました。
noteで連載していた「ケアとまちづくり、ときどきアート」が書籍化され、2020年6月18日に中外医学社から発売されました。
このマガジンは、総合診療医の私、守本陽一と福祉環境設計士の藤岡聡子さんとで、2019年1月から9月まで連載していた月額noteマガジンです。街に出ていく医療者とその周りのまちづくりをする人たちに向けて、先進事例の紹介やそこから学べることを書いていこうと、僕が聡子さんを誘っ
Withコロナ時代の「コミュニティ」,「社会的処方」を考える
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が蔓延している。4月18日現在で世界で15万人もの人がなくなり、日本でも感染者数が1万人を超えた。未曾有の感染症だ。COVID-19は死亡率が高く、集団免疫を獲得するまで観戦を続けると日本でも数十万人の死亡者が見込まれる。そのため、世界を始め日本でも、感染者数を爆発的に増やすことなく、医療崩壊を防ぎながら、ワクチンや治療法が確立するまでの間、耐え忍ぶ戦
もっとみる大切なお知らせ「ケアとまちづくり、ときどきアート」は今月末で終了します。
2019年1月からスタートしたこのマガジン。「長崎二丁目家庭科室」「ほっちのロッヂ」を手がけたさとこさんこと藤岡聡子さんと「YATAI CAFE/モバイル屋台de健康カフェ」「ケアとまちづくり未来会議」の活動をするもりもんこと守本陽一の共同マガジン。
「ケアとまちづくり、ときどきアート」と題して、ケアとまちづくり、ケアとアートの好事例やノウハウなどを紹介してきました。病院や施設の中で従来のケアだ
ケア・アート・建築が融合する「ケアとまちづくり未来会議」ー開催レポート
東京から電車で5時間、大阪からも2時間半。最も近い都会は車で1時間半の鳥取という片田舎の地方都市「豊岡市」。僕が働いている街であり、僕が住んでいる街。この人口8万人の小さな街に、医療者・建築家・アート関係者が全国から100人も集まるイベントを先日、開催した。その名も「ケアとまちづくり未来会議」。この「ケアとまちづくり、ときどきアート」マガジンもこのイベントを目指して始めたものです。僕が実行委員長
もっとみるマガジンライヴ、開催!(7/24(Wed)21:00-22:00@zoom)
「もりもん」と「さとこ」がお送りしている月額制のマガジン「ケアとまちづくり、ときどきアート」。この記事は全て無料で読めます。
なぜケアとまちづくりが必要なのだろう?病院を地域に開いた方がいいのはなぜ?アートを介護に持ち込むと良さそうなのはなぜ?地域包括ケアシステムの中で一大ブームになっている「ケアとまちづくり」「ケアとアート」。多くの実践例に足を運び、自身も「モバイル屋台de健康カフェin豊岡」
暮らしの保健室をアップデートする
暮らしの保健室はやっぱりケアとまちづくりの先駆け的な存在である。2011年というまだ医療者が病院を出ること自体が懐疑的な時代に、病院を出て、団地の一階に誰でも、医療介護の対話が気軽できる場所を作った。それが本当に素晴らしいと思うし、これからも讃えられることだと思う。暮らしの保健室は全国各地に広がり、訪問看護ステーション、社協、行政などの手によって、それぞれの街で展開している。前回、暮らしの保健室を
もっとみる医療者が引く移動式屋台カフェの正体とは。YATAI CAFEが生み出す健康的な空間の理由。
【2022年1月28日更新】
「屋台やってる先生ですよね?」と最近よく声をかけられる。医師である僕は、医療福祉関係者が街中で移動式屋台でコーヒーを提供するお店「YATAI CAFE(モバイル屋台de健康カフェin豊岡)」を行っている。月に1回ひっそりと移動式屋台を引いて、訪れる人にコーヒーを物々交換で提供する。
この一風変わった活動を、多くのメディアに取り上げていただいた。神戸新聞、朝日新聞、
医療者が街に出てこないなぁと思っているあなたへ。
(僕は「まちづくり」が好きだ。というより、「まちづくり」をしている人たちが好きだ。ディベロッパーとか都市計画の学者とかそういう話じゃない。建築士、デザイナー、八百屋さん、レコード屋さん。みんなが自分の専門性をいかして、ちょっとでも街に住む人たちのためになるようなことをしよう。そう思って、活動している姿が好きなんだ。
建築士が仕事場をコミュニティスペースにしたり、Webデザイナーが地域を紹介するこ