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新規上場企業(IPO企業)のビジネスモデル分析をしてみた!〜株式会社エードット〜
みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。
まだまだ2019年マザーズ上場企業分(64社)が終わらないので、引き続き頑張っていきたいと思います!
いろいろなビジネスモデルがあるので、本当に学びになりますね。
IPO企業分析第15弾!本日は、株式会社エードットさんです。
毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください!
※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報に掲載された書類を元に作成しており、投稿日時点での情報ではありません。
「株式会社エードット」概要
■設立日 :2012年7月26日(上場承認日:2019年2月25日)
※上場承認まで6年と214日
■従業員数 :50人(単体)/72人(連結)
■本社所在地:東京都渋谷区渋谷二丁目 16 番 1 号
■市場 :マザーズ
■代表者名 :伊達 晃洋
■事業内容:
セールスプロモーションやPR、クリエイティブ等の企画・制作・実 施運営を行うブランディング事業
■経営理念・ミッション・ビジョン:
ミッション:夢を応援する社会をつくる
ビジョン:ありきたりの広告ではなく、社会を驚かす「挑戦」をつくる。
前例ある仕事ではなく、先例となる「冒険」をつくる。
それがプロデュースカンパニー・エードットの存在意義です。
先例や慣習や常識に囚われることなく、
クライアントや人々の挑戦や冒険をサポートしていきます。
主要年間指標(2018年6月期)
■売上 :1,451,562千円
■営業利益 :124,557千円
■経常利益 :122,794千円
■純利益 :87,034千円
■時価総額初値:56億(初値PER22倍)
※以下、新規上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)
現時点の時価総額 :66億
過去5年間での社名検索回数推移
エードット社は、司馬遼太郎の小説「竜馬がゆく」とほぼ同じ規模の検索回数です。
ビジネスモデル概要と図解(独自作成)
エードット社は、広告だけではなく、コンサルティング、クリエイション、エンジニアリング、ファイナンスやアカウンティングといった様々な領域のサービスを横断的に提供し、事業プロデュースを実現するブランディング企業です。
複数の連結子会社(7社)が連携してサービスの提供を行っており、エードット社が事業統括窓口となっています。
考察
・有価証券報告書によると、事業セグメントは「ブランディング事業」の単一セグメントとなっているが、複数の子会社が独立採算で、専門性を持ち、動くことで、相乗効果を創り出している。
・2012年設立ながら、わずか約6年で、以前から存在している領域(SP、PR等)で上場まで持っていける営業力、実行力はすばらしい
・株式会社ローソンへの売上依存度が高くなっており、収益安定化をもたらしてくれている反面、他の主要顧客との取引拡大が重要になってくると思われる。
※尚、2017年度は、株式会社明治、凸版印刷株式会社への依存度が非常に大きい。
まとめ
今回は、ブランディング事業を総合的に手掛けている株式会社エードットさんの分析記事でした!
考察でも書きましたが、この領域で、ここまでのスピード感で成長する、って本当にすごいと思います。競争が激しいはずなので、どのように事業を拡大させたのか、は気になります。
これからも更に事業拡大していかれることに期待です!
それでは、また次回!!