非思量
続き
大切なお時間を使って、ハガキを書いていただき、歌詞を考えて送っていただいた皆様、本当にありがとうございました。
お陰様で沢山の方々の思いが集まり、盛況に無事イベントを終えることが出来ました。
気功家/鍼灸師の田中邦明先生、同じく気功家の矢野和枝先生に会場の「気」を高めていただき、
音楽家の 中ムラサトコさんの歌唱で皆さんの思いを振動、波動にして会場に、インターネットに響かせていただきました。
そして今回はちょうど60名の方の分身が郵便という手段で道後宝厳寺に駆けつけてくださり、合計64名で踊りを踊る事ができました。
配信を見ていただいた方からも「自分の分身を見つけた」「歌詞が読まれた」と沢山ご連絡をいただき嬉しかったです。
(ただ今回の配信ではランダムに選んだ24編の歌詞をご紹介したのですが、残りの36編は歌われないということの周知が足りませんでした。自分の歌詞を楽しみにされていた皆様申し訳ありません。
今後発行される「道後アート2019・2020」の記録集にはすべて掲載される予定ですが、こちらで60名すべての皆様を紹介いたします)
コロナの為に一年間ほぼ何も出来ず、自分のアイデンティティも失いかけていましたが、この作品のおかげで「盆踊り」の新しい側面を発見出来ました。(直前で企画を変更させていやだいた道後アートのスタッフの皆様にも感謝申し上げます)
2013年にこの道後の地で「道後湯玉音頭」を制作した際も一遍上人の事を調べて歌詞にしたのですが、
一遍が踊り念仏を行った意味は、仏教における「非思量」というものを得るためだったのではないかと思っています。
ただ「今」踊りに熱中して自分自身を捨てる、そこには自分も仏もない。
ただ木の葉が風にゆれるように、紙人形が音の振動で踊るように。
2009年の別府の一遍上人との出会いからまた少しだけ一遍上人の思い、考えに近づけたような気がしています。
長い期間ご協力いただいた皆様誠にありがとうございました。
28日のアーカイブはこちら
https://youtu.be/VQyFFFklvaw