変化のとき
親からの愛情が欲しくて、理不尽な要求にも応じてきた。
だから、親はそれが通常なのだと勘違いした。
この状態が、両者にとって自然な状態なのだと。
子どもは親のためなら、自分を歪めてでもそれに応じる。
そして、その歪みが人間関係の型になる。
そうでもして欲しかった親からの愛情、今もそれ必要?
またそれを自分に問い掛ける時間が訪れていた。
きっと親は、私が親からの愛情を欲しているのがわかっていたから、私に遠慮なく要求ができたのだろうと思う。
「こんなこと言っていいのだろうか?」
「こんなことしてもらっていいのだろうか?」
他人に対し飲み込んできた希望を、私に対しては堂々と要求できたのだろう。それほど、私は親からの愛情を求めているのだと自覚していたのだろうなと思う。「この子にならここまで甘えても許されるだろう。」と。
で、考えていたのです。
私の気持ちを利用するような人って、私にとって必要なのか?それほど私にとって重要なのか?
すごく相手からもらいたいものがある。
「ちょうだい。」って言ったら、「じゃあこれしてくれたらあげる。」そうやって何年も利用されてきたようなものだ。
その相手、本当に私のことが大切なのだろうか?
「○○してくれる私」が好きだった人たちとの関係が、どんどん手を離れていっている。
「自分が変わったら、今までの人間関係が一掃されるよ。」そう聞いていたけれど、本当にそんなことが起こるなんて。
手を離れていく人、新しい関わりができてきている人、今はそんな時期のようである。
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