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題... 百貨店と本屋は見ておけ

◆ 驚きました。久留米の老舗百貨店の“岩田屋”がなくなりそうです。

 昨日は休日。お中元の手配でもしようと思って、いつものように、近くの西鉄駅前の岩田屋に行きました。
 そしたら、びっくり仰天。レディス専門の新館は閉鎖され、本館の方も閑散としていました。もしかしたら、岩田屋も久留米からなくなるのかもしれません。
 岩田屋は、西鉄久留米駅周辺の核施設。私も盆暮れには、岩田屋の包装でお世話になった人たちに贈り物するのが自慢でしたが、ギフトコーナーはなくなっていました。
 老舗百貨店でお中元などを送るのは少し高くつきますが、どうせ2~3人だけ。そんなことでけちるよりはカッコつけた方がいいというのが私の考え方。[ #老舗百貨店 ]
 でも、今では、わざわざ老舗百貨店にまで買いに来る人はいないのです。世の中の変化は、私が考えている以上に目まぐるしいようです。
 先日は、アメリカの名門“メイシーズ”も、ロサンゼルス店を閉鎖するとか伝えていました。


◆ この数年、電車を利用することなどなかったので、私は気づきませんでした。

 近年は躍進していた久留米市ですが、昨年あたりから人口減に転じたということは知っていました。でも、まだ、どんどん減っているというほどでもない。
 ところが、発展している久留米の電車のターミナル駅という好立地でも、もはや、百貨店はやっていけない時代ということなのでしょう。
 余談ですが、私が最初に就職したコンサル会社では、コンサルは事務所出勤日に事務所で仕事をするくらいなら、百貨店と本屋でも見て回ってこいと社長などに言われました。
 私は製造方面の専門なのに、なぜ、百貨店や本屋なのか怪訝な気持ちでしたが、なるほどという感じ。世の中の変化に敏感になっておけということだったのかも? [ #本屋 ]
 私の場合、これ幸いと、国会図書館や証券会館図書室などに資料調べに行ってくるという口実で、いつも外出していました。今はネットで何でも調べられるので、こんな口実は使えません。
 会社も、私が本屋などに“サボリ”に行っていると知っていたと思いますが、何も言わない。“モーレツ時代”でしたが、人々の考え方には“ゆとり”のようなものもあったのです。


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