共感工房 “トヨタ流の下請けマネジメント”

◆ まぁ、そんな感じでしょう。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 山積みのさびついた金型「20年間、使われずに置きっ放し」…下請けの経営圧迫する無償保管問題 ⇒ https://x.gd/mKGdV ■

 製造業の下請け業者を長年苦しめている「使わない金型」の無償保管問題。公正取引委員会は昨年以降、トヨタ系企業など大手を含む5社の下請法違反を認定し、行政指導である勧告を実施してきた。商慣習を名目にした不当な取引を一掃し、下請け業者の経営改善による従業員の賃上げなどにつなげていきたい考えだ。

 「もう20年間、使われずに置きっ放しです」。6月下旬、関東地方の自動車部品製造工場で、担当者がさびついた金型を指し示した。

 金型の重さは最大で1セット約5トン。対応する車種の量産期間が終わっても発注者側は引き取らず、保管料も支払われてこなかった。


◆ これが、“お客様は神様”を逆手に取ったトヨタ流の下請け企業のマネジメントのやり方だと思います。[ #お客様は神様 ]

 トヨタの下請け企業にとってはトヨタはお客様。しかも、トヨタの注文は大口だから、無理を言われてもひたすらガマンするしかない。

 私は、企業の改善活動などを専門にしていたので、こんな横暴なやり方は大嫌い。あくまでも、“創意工夫”などによってやり方を改善していくのが改善コンサルの真骨頂。

 私がコンサルしていた企業にも、トヨタの仕事をしていた会社がありましたが、トヨタの下請け管理のやり方は一事が万事この調子。それが、トヨタの“企業文化”と思います。[ #企業文化 ]


 蛇足になりますが、トヨタも年に数回下請け企業の工場を視察に来ますが、そもそも、私らのようなコンサルもトヨタが工場に来ている時は工場に入れませんでした。

 コンサルはトヨタへの配慮などはしないので、遠慮会釈なしにズケズケものを言う。なので、逆に、トヨタはコンサルを毛嫌いするのです。

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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