共感工房 “過大な被害者意識はトラウマになる”

◆ “被害者意識”というのがキーワードらしい。

~~< 以下 引用 >~~   ■ イスラエルに根付く「被害者意識」は、なぜ国際社会と大きくかけ離れているのか? ⇒ https://x.gd/Ct7Oe ■


<社会に内在化されている集団心理の原因、それを支える「社会装置」について。また、イスラエルに対して「親」や「反」で国際社会が分断しないためにすべきこととは>


 イスラム組織ハマスによる奇襲攻撃によって、イスラエル社会に共有される根深い「被害者意識」が改めて浮き彫りとなった。

 ポーランドの片田舎に人目を避けるように建設されたアウシュビッツの収容施設に立ち入れば、当時ユダヤ人が感じたとてつもない恐怖を強制的に想像させられる。ホロコーストは紛れもない事実であり、虐殺されたとされる600万人というユダヤ人犠牲者の規模はわれわれの想像をはるかに上回る。

 国家としてのイスラエルには、この「恐怖」が深く根付く。5月5日、ホロコースト追悼祈念日「ヨム・ハショア」に向けて、イスラエル軍のハレビ参謀総長は声明を出した。

 「われわれを滅ぼそうとする凶悪な敵に押し付けられた戦争で、突然終わった全ての命。しかし、今回は違う。ユダヤの民は変わった。無防備で声なき民から、自らの運命を支配し、戦い、誓う民へと変貌した」。この言葉こそが、イスラエル社会に通底する被害者意識だ。

 「ホロコーストの灰の中から不死鳥のように蘇った」と自らを形容する社会にはこの意識が内在化され、ハマスやイランなどの敵対勢力が自分たちを滅ぼそうとしていると強く信じる集団心理が働く。この被害者意識は、軍への信頼、そして「正当化」ともつながる。


◆ 私も同感です。

 ホロコーストはユダヤ人には大きなトラウマ。600万人もの同胞が無抵抗に虐殺されれば、そのトラウマが根深く残るのも当然でしょう。[ #トラウマ ]

 私は、なぜ、ホロコーストのような悲劇が起きたのかを考察することも大切だと考えていますが、如何せん、国家ぐるみで600万人も虐殺したのでは、他のことがかすんでしまう。

 しかし、考えれば、それをやったのはドイツ人たち。憎むならドイツ人を憎むのが普通ですが、今のイスラエルはアラブ人を憎んでいる感じ。何かがおかしくなっているのです。

 ドイツ人もそれは理解している。でも、それがユダヤ人への“引け目”になっていて、今のドイツ人も、イスラエルに対しては好きなようにさせるしかないと考えているらしい。

 さもないと、ホロコーストのことでまたとやかく言われてしまう。昔のことを必要以上に蒸し返されたのでは、うっとうしくて始末に負えない。


◆ 問題はアメリカだと思います。

 私は、なぜ、アメリカがイスラエルに対して必要以上に支援するのかがもうひとつ理解できません。[ #理解できない ]

 世界世論に逆らって、イスラエルに必要以上の支援をしているのはアメリカ。

 今のイスラエルは、アメリカが支援した爆弾などでパレスチナ人を虐殺している構図になっています。今度は、イスラエルが加害者になっているのです。[ #イスラエルが加害者 ]

 世界の警察官を標ぼうするアメリカがそれを放置しているのも、私には理解不能です。何か、世間には知られていない深いわけがあるのではないでしょうかね?

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房


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