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題... 日本人の天の邪鬼なところがすばらしい

◆ その説は一理ある説だとは思いますが…

~~< 以下 引用 >~~   ■ 中国は「パクリの先輩」である日本から学べることがある=中国メディア ⇒ http://bit.ly/2OuShrh     中国は長らく「パクリ大国」と呼ばれてきたが、かつての日本も同じ道を歩んでいたという。中国メディアの快資訊は8日、日本の近代工業も模倣から始まっているとする記事を掲載した。そんな「パクリの先輩」として、中国は日本から学べるという。   では、日本はどのように「パクリ大国」から脱却したのだろうか。記事は、1970年代後半から80年代に、世界第2位の経済大国となった日本は模倣が限界になり、オリジナル性のある設計を求められるようになったと説明。   確かに日本は、かつては古代中国を模倣し、近代では欧米を模倣した段階があったのは事実だが、日本は模倣の段階にとどまらず先に進むことができた。

◆ “学ぶ”は“真似る”が転じたことばらしい。(まねる→まねぶ→まなぶ)

 何でも、はじめは、誰かの(または、何かの)真似をするところからスタートするしかありません。いきなり全く知らないことを思いつくことはできません。
 ただし、日本人は、真似をしたことも、それをそのままやるのは気が済まないタイプ。勝手に、自分流に修正してしまう気質があるのだと思います。[#真似をする]
 日本では製造業などを中心に“改善活動”がさかんなのも、日本人の創意工夫を重視するそんな気質と無関係ではなさそうです。[#改善]
 最近では海外企業の多くも改善活動をやっていますが、日本ほどうまくいっている国はありません。改善活動は、外国では馴染みにくいものだと思います。

◆ 要するに、日本人は、“学ぶ”のが上手なのです。

 学ぶは、真似ることにとどまらず、真似て自分流に昇華することも含んだ概念だと思います。私は、それは、外国にはみられない日本人特有の気質と考えています。[#学ぶ]
 日本が“島国”ということで、そんな気質が育まれたのだと思います。島国は、いわば、“閉鎖された空間”。外の世界に出るのは大変なこと。
 そして、閉鎖されたところでみんなと同じことをやっていれば、そのうちに息がつまってくる。多少なりともみんなと違うことをやって、息抜きをしたい。
 日本人は自分では気づいていないようですが、意外と“天の邪鬼”な人が多い。改善は、他の人と違うことをやりたがる天の邪鬼な人にむいているのですよね。[#天の邪鬼]


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