共感工房 “2週間ぶりに職場に復帰しました”

◆ さすがに、2週間近くも休養すると、体力的には元に戻るようです。

 昨日久しぶりに、職場に復帰したら、特に疲れるようなこともなく、普通に仕事をこなすことが出来き、ひと安心しました。

 職場の仲間は、“大丈夫か?”などとやさしい声をかけてくれます。でも、額面通りに受け取れない。自分にうつされるのを心配している。私がそうだから、他の人も同じ。

 私も、長めに休養した第一の目的は、奥さんに絶対にうつしたくないから。うちの奥さんは仕事もしているので、私がコロナをうつしたのでは申し訳がない。[ #うつしたくない ]

 施設のコロナ専門医によると、家族が感染すると、上手に家庭内隔離を実現しているつもりでも、ほぼ確実に奥さんなどの濃厚接触者には感染するのが実態らしい。


◆ 少し長めに休養したのは、コロナ最前線の実態を知っておきたいという私流の作戦もありました。

 それは、長年コンサルをやってきた者の特有の職業病のようなもで、“最前線の実態を正確に知っておきたい”のです。[ #実態を正確に知る ]

 私が入院したコロナ隔離施設は、地域で一番の実績のある施設。せっかくコロナに感染したのなら、そんな一流施設をいろいろな方面から取材(調査?)しておく好機。

 詳細に調査するには、患者になって真っただ中に入り込むのが最善。

 四角四面の“監査”的やり方では、真の実態はわからない“関係者は自分の不手際を取り繕う”もの。そうすれば、本当のところは永久にわからなくなる。[ #不手際を取り繕う ]

 実は、コロナは、法律的には7日が隔離の基準になっているらしいのですが、その施設は専門の医療機関としての自負もあって、10日の隔離を基準にしているという。

 そこは、隔離意識が徹底され、ウイルスに汚染したものは、汚染エリアから外には出さない。なので、コロナが二類感染症から五類感染症になった今も、“使い捨て食器”。

 そこの、隔離の徹底ぶりは見事でした。


◆ 蛇足ですが、今のコロナは、後遺症的な“咳”がひどい。[ #後遺症的な咳 ]

 私の場合、熱が下がり始めた3日目くらいから咳が出始めました。しかも、熱が下がっても、咳はだんだんひどくなる。周りの人もみんなそんな感じ。意味が理解できません。 

 担当の医師や看護婦に聞いても、コロナ感染の経験者も少なくないらしく、咳には難儀したと言っていました。完治には1か月近くかかるのが普通のことらしい。

 もちろん、専門医も、そんな人には“咳止め”薬を処方してくれます。でも、どうやら、咳止め薬が全国的に品薄で入手が困難な状況になっているらしい。

 私の隣のベッドの入院患者は、担当の看護婦さんに“今、咳止め薬の在庫がないから、明日の朝、担当医と相談して何とかします”と言われていました。


 国民の健康を守る保健機関は、そのくらいの情報収集は普段からやっておくべき。咳止め薬が入手できないなどは、これは、行政の怠慢とも言えます。[ #行政の怠慢 ]

 “レムデシビル”や“ゾコーバ”などのコロナ特効薬なら入手が難しい場合もあるかとは思いますが、咳止め薬は、昔からある普通の薬なのです。

 実は、新開発のコロナ特効薬が実際に使われているということも、私は入院するまで知りませんでした。[ #特効薬 ]

#コラム #ブログ #天眼流 #天の邪鬼 #共感工房

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