題... ついに“派遣切り”になった
◆ 私も、ついに、“派遣切り”になりました。
私はうかつにも気づかずにいたのですが、今の派遣先は、かなり悪質な会社だったらしい。俗にいう“ブラック企業”と言ってもいいと思います。[ #ブラック企業 ]
派遣の場合、仕事が少なくなれば“もう、けっこうです”と契約打ち切りになる。私は、そんな場合は“派遣切り”とは言わず、“打ち止め”と言っています。[ #打ち止め ]
長く派遣で仕事をしていると、当然、“打ち止め”になったことは何度もありますが、さすがに、あからさまな“派遣切り”になったのは初体験。
派遣は、一般的に、直接雇用のパート社員などより時間コストは高くつきます。でも、派遣は比較的自由に契約解除できるから少しくらい高くついても便利なシステムです。
打ち止めの場合も、普通は1か月前に契約解除を通告することになっており、その間は当初の契約通りに仕事をすることになっています。
よほど突発的な事故でもない限り、急に仕事がなくなることはない。今は、飲食店関係や旅行関連業界なら、そんな状況と思いますが、私の派遣先はそうではない。
私の派遣先は、むしろ、募集しても人が集まらなくて困っているほどの業種。
◆ 所属派遣会社の私のマネージャー役の担当営業に問い合わせたら、“昨日、2月で契約打ち切りにしたい”と連絡があったらしい。
そして、それは、私が2月のシフト表をもらった日。あまりにも段取りが良すぎる。何か、裏の事情がありそうだと私はピンときました。
まぁ、派遣が契約終了になるのは普通のことなので、裏があっても、あまり深く追及したところでうっとうしいだけで、大した得にもならない。
2月のシフト表を良く見ると、午後の3時間のシフトが8日。契約では、通常の日勤が月19~20日なので、当初の契約とは大きく違う。さすがに、驚きました。[ #契約 ]
派遣先の会社の窓口の管理者に理由を問いただしましたが、正直には話してくれない。
たぶん、本社などから、“もっと安い派遣企業に入れ替えろ”という類のことを指示されているのだろうと想像しています。
そして、とぼけたことに、1か月前に通告しているので2月は予定通りのシフトに入って欲しいと宣う始末。何を考えているのやら、管理者としてのレベルが低すぎる。
◆ レベルが低すぎる人を相手にしていても、疲れるだけ。
なので、担当営業と相談し、1月末でこちらから派遣契約を打ち切り、派遣先が求めている2月のシフトは無視することにしました。こちらからできる最低限の憂さ晴らし。
担当営業は、すぐに、2社ほど別の派遣先を準備してくれました。私は、気分良く働らくことができれば、派遣先はどこでもいいのです。
ちなみに、こんな場合、派遣先が求めている2月のシフトを無視しても、こちらが法律的に負ける心配はない。派遣先の“自己責任”ということになるはず。[ #自己責任 ]
自己責任というのは、実に、微妙なもの。“正当防衛”と少し似ています。拳銃を向けられたら、相手を撃ち殺しても罪には問われないのです。[ #正当防衛 ]
蛇足ですが、自己責任は、英語の“responsibility”を訳したことば。 “約束に対する回答”という意味。(→ 注1)
契約社会の欧米では、相手が約束を履行しなければ、こちらもそれを守る必要はないという意味を含んでいます。
つまり、欧米では、“契約通りに約束を守らないなら、お金は払いません。 お金をもらえないのは、約束を守らないあなたの責任です”ということになります。
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●(注1) 自己責任の意味や意義などについては、2006.01.31のブログ 『自己責任の深い意味』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2qHyCdL ]
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