題... 綱紀粛正もできない菅首相
◆ おどろきの処置です。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 菅首相、山田広報官に続投指示 長男の接待関与を陳謝 ⇒ http://bit.ly/2ZMN6e7 ■ 菅義偉首相は24日夜、総務省の総務審議官当時に首相の長男ら利害関係者から接待を受けていた山田真貴子内閣広報官について、引き続き職務に当たらせる考えを示した。 首相は、山田氏が国家公務員倫理規程に違反して接待を受けていたことに「極めて遺憾だ」と表明。任命時に違反行為は「承知していなかった」とした上で、「真摯(しんし)に反省し、給与を返納している」と指摘。「今後とも職務で頑張ってほしい。女性の広報官として期待をしている」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。
◆ 何を考えているのか、理解に苦しみます。
菅首相の息子さん騒動では、11人も幹部の処分し、“組織ぐるみ”だったことは明白。で、菅首相お気に入りの山田広報官に対してのこの処分は、何か、しっくりこない。[ #組織ぐるみ ]
懲戒免職にするような不祥事ではないにしても、いわゆる左遷する程度の処分は必要でしょう。それが“綱紀粛正”の常道だと思います。[ #綱紀粛正 ]
山田報道官だけのことではない。組織ぐるみなら、武田総務相に監督責任があるとすることも不可欠。ならば、当然、大臣はやめてもらわなければなりません。
そんな処置を即座に意思決定するのが首相の立場。菅首相は、そんな、政権内での首相の基本的な役割さえ理解していない。
官僚や大臣をその能力や実績で処遇するのではなく、単に自分の好き嫌いで処遇するのが菅首相。つまり、それが“忖度政治の実態”なのだと思います。[ #忖度政治の実態 ]
こんなあり様では、国民の政権に対する基本的な信頼が損なわれる。政策云々のレベルではなく、基本的な信頼が損なわれ、支持率はさらに下がりそうです。
◆ 今日のテーマでは余談になりますが、森友騒動の顛末が思い起こされます。
あの時は、森友騒動の裏事情をすべて知っていると見られていた安倍首相夫人のパシリ役の谷査恵子氏を、突然、イタリアの日本大使館の1等書記官に赴任させました。
私流に見れば、あれは、当時騒いでいたマスコミから谷氏を遠ざけた苦肉の策。マスコミから、谷氏を隔離したのです。[ #隔離 ]
さすがに、イタリア大使館まで長期の取材に行く根性のあるマスコミはいない。
そして、役所内では“公文書の偽造”の非道な圧力。おかげで、自殺者まででました。結局、森友騒動は、安倍首相にとってはめでたくほとぼりが冷めました。
たぶん、あんなことも、菅首相(当時は、官房長官)の采配だったのでしょうね。
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