徒然’ @ネットでは“1割の法則”というのがある

… “note”にブログを書き始めて今日で丸1か月。

 思っていた以上に“スキ”が増えません。今日の段階で、“ページビュー”約10000で、“スキ”が9回。noteの読者はなかなか手ごわい。

 要は、私のブログの内容がおもしろくないということ。さらに自分の発想と文章力を磨いていくしかありませんが、自分としては、まずは“順調な出だしかな”というところでもあります。

 15年ほど前のネット初期の頃は、“CSJ”や“ヤフー”や“イエローページ”などのディレクトリ型のポータルサイトに登録しておけば自分のページの“アナウンス”になりましたが、近年では、どうやって自分の存在をアナウンスするかが課題。[#アナウンス]

 今は“サーチエンジン”の時代。でも、サーチエンジンなら最初か2ページ目くらいに表示されないと、後の方で表示されてもさほどの効果はない。昔に比べるとライバルも無茶苦茶多い。

 そんな状況では、自分の存在をそれなりに認識してもらうのは、至難の業だと思います。テレビの宣伝などでも、“Webで検索”が合言葉になっているほどなのです。[#自分の存在]

… ところで、私の20年のネットの経験則に“1割の法則”があります。[#1割の法則]

 つまり、どうやって知ったかは別として、私の文章やホームページの存在を知ってアクセスしてくれる人は、存在を知った人の1割。これは、あくまでも、“タイトルやはじめの数行を見てくれる人の数”。

 これでは、ダメ。私は才能あるコピーライターではないので、最初の数行に全部のことを集約する能力はありません。私の文章は、最後まで読んでもらえないと魅力が半減します。

 私の文章の含蓄深さを理解してもらえるのは、最後まで読んでくれた人。それは、アクセスした人の1割の“狭き門”。そんなところが、総アクセス数を増やすアナウンスが大切になる所以です。[#狭き門]

 “いいね(noteでは スキ)”をつけてくれるのは、そのまた1割程度ではないでしょうか。

 ページビュー10000なら、延べ100人が最後まで読み、約10人が“いいね”をつけてくれます。蛇足ですが、特定の仲間である“フォロワー”がいるSNSなら“いいね”は大きく増えます。

… これは“見る側”の法則ですが、実は、“書く側”の法則も同じようなもの。

 もし、100題のブログを書けば、ブログとしての一応の格好がつくのが10題程度。残りの90題はどうでもいい内容。100題のブログの中には、1題はすばらしいブログがあると思います。

 私の場合は、11年間で約4000題のブログを書いているので、その中の40題程度はけっこういい内容のブログがあるはずだと思っています。はたしてどれですかね。(→ 注1)

 自分でも何を書いたかはっきり思い出せないので、どなたか奇特な方にそれを選んでもらいたいほどです。もっとも、そうなると、単に読むだけでも大仕事になりますか。

… 以下は、余談の自慢話。

 ネット初期の頃は、SNSもなかったし、ブログなどのシステムもありませんでした。なので、情報発信したい人は、みんな、ホームページでやっていました。

 でも、残念ながら、ホームページで何を発信すべきかもわからず、ロクなホームページもなし。ディレクトリ型のポータルサイトに登録して、自分の順位を上げることに血道をあげました。

 そんなポータルサイトでは、アクセス人気ランキングなどもやっており、私のホームページは、ポータルサイトで最老舗のCSJの経済部門で最高3位にランクされました。

 1位は日銀のサイトで、2位が大蔵省のサイト。3位が私のサイトで、民間の経済シンクタンクなどのサイトも私より下位でした。普通の会社や個人のは、ずっと下でした。

 そのくらいになると、今度はネット関係の週刊誌や月刊誌はもちろん、新聞までが取材に来ます。アクセスは“うなぎのぼり”に上がりました。今は、昔の話で恐縮です。

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●(注1)  4000題のブログについては、2016.12.1のブログ“ブログは覚醒剤と似たところがあるようです”をご覧ください。[→ http://bit.ly/2gYBG2m]

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