題... 新しい時代に向けた新・構造改革が必要
◆ 私も、変更した方が良さそうだと思います。
~~< 以下 引用 >~~ ■ 自民総裁選 「正直、公正」石破氏が変更も ⇒ http://bit.ly/2Nj7Tyb ■ 自民党の石破茂元幹事長は25日、総裁選への立候補を表明した際に掲げた「正直、公正」のキャッチフレーズを変更する可能性に言及した。東京都内で記者団に「別に人を批判するつもりはまったくない。そういうふうにとらえる方がいるなら、変えることだってあるだろう」と語った。 石破氏の25日の発言はこうした党内の雰囲気に配慮したとみられるが、実際に封印すれば、党員の首相批判票の受け皿になるという同氏の戦略が揺らぐ可能性がある。
◆ 正直、安倍氏嫌いの私でも、何となく、狭い了見からの安倍批判という印象を受けます。
石破氏が指摘する憲法9条の問題にしてもアベノミクスがうまく機能していない云々の問題にしても、私は、石破氏の主張は安倍氏のよりも“まとも"だと思います。
でも、石破氏が言うと、何となく後ろ向きなイメージを感じてしまいます。元気ではつらつとした雰囲気が感じられなくなってしまうのです。[#後ろ向き]
どうしてそうなのですかね。この人は頭は良いと思いますが、見た感じやしゃべり方などから、“何か、雰囲気が暗くなってしまう”のですよね。
これは、学者や研究者としてなら真摯な感じもして必ずしも悪いことではないと思いますが、政治家としては損な性分です。
燃えたぎるような熱意さえ感じれば、人々は引き込まれるもの。残念ながら、石破氏にはそれがありません。
◆ 政治家には、国民が引き込まれる熱意を感じる部分の説得力が大切です。
"ヒットラー氏"にしても"トランプ氏"にしても、わが国で言えば、"小泉純一郎氏"にしても、彼らは、人々を自分の考え方に引き込むのが上手な人たちでした。
それは、それらの人々は、その善し悪しは別としても、それなりに"ビジョン"を語っていたからです。[#ビジョン]
いわゆる“マニュフェスト”的な部分は、国のトップに立つ人には大切ではありません。そんな個別的な政策が得意な人は、政治家にも官僚にも大勢います。
民主党は、かつて、マニュフェスト云々を強調していましたが、今は誰も言わなくなりました。国民も、そんな個別的な政策などはップに立つ者に求めていないのです。
◆ 一時的なウケねらいのキャッチフレーズを前面に打ち出しても、ダメ。
しかも、特定の個人を批判していると受け取られるようなキャッチフレーズでは、嫌みを感じるだけで、うまくいくこともうまくいかないと思います。[#ウケねらい]
まぁ、討論会などでの質疑応答的なひとつの話題としてなら“正直、公正”も納得できます。でも、少なくとも、それからは、ビジョンが感じられないのですよね。
国民はビジョン好き。何か、ビジョンを感じるようなフレーズを前面に押し出すことが大切。“新しい時代に向けた構造改革”の類のビジョンを打ち立てるのが良さそう。(→ 注1)
そして、国民の共感さえ得れられれば、風見鶏のその他大勢の自民党議員たちは国民についてくる。国会議員とは、そういうものだと思います。
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●(注1) ビジョンが大切ということについては、2018.7.27のブログ 『要するに、ビジョンがないのです』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2PBs7Vf ]