傾聴を、すべての人と
初めまして、宮澤と申します。
私は2021年から2022年にかけてZaPASSのコーチ養成講座にお世話になりました。ZaPASSで学んだことは「1on1」「ファシリテーション」といった様々な場面で大いに役立っています。ありがとうございます。
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さて、本題に入りましょう。
私に渡された問いは「あなたの叡智を待ち望んでいる人たちがいるとしたら...それはどんな人たちでしょうか?」でした。今まさに自分が向き合おうとしている問いで、偶然に驚きました。
絵が好きなので、まず絵を描いて眺めて、「分かち合いたい叡智」とは?「待ち望んでいる人たち」とは?と考えてみました。
生まれてきた時にたずさえてきた"温かな願い"
息子と夜な夜なそれぞれ絵を描いてみました。私の絵は下に貼り付けたものです。
今回いただいた問いに触れて、浮かんでくるイメージを描いてみて、眺めます。そして、タイトルをつけたり、どんなメッセージが浮かんでくるかな?と言葉にしていきます。
私はこのプロセスが大好きです。
浮かんできたタイトルは「生まれてきた時にたずさえてきた"温かな願い"」でした。
そして、このプロセスに取り組む自分を俯瞰して、あぁ、これが私が今日書く「叡智」だとわかりました。
何か分かりますか?
「傾聴」です。
傾聴は私たちの創造性を解放する
「傾聴」とは、ジャッジメントを手放し、聞こえる声、目に入る景色、すべての五感を使って、受け取ることです。
私が絵を描いて行ったことはまさに「傾聴」です。
傾聴はとてもパワフルです。
一点、見落としがちで、最も重要なこととして、「傾聴」の対象に「自分自身」が含まれることです。
そう、人の話を聞きなさいと同じくらい重要なのは自分の話を聞きなさい、なのです。
そして、自分自身への傾聴で期待できるパワフルな効果をご紹介します。
結論、あなたの創造性が解放されます😆
自身の思い込みに気づき、肩の力が抜けます
自身が無限にある解釈の一つを選んでいるに過ぎないとわかり、主体性を取り戻し、自己と世界の可能性を知れます
思い込みは手放せるものであると同時に、手放すための方法があることを知れて、安心に繋がります
自己受容が深まり、自身の願いの確信度合いが増します。人によっては目の色も変わるでしょう
すべての人が同じ構造を抱えているとわかり、愛おしくなります。自己も世界もすべて愛だったのか、と分かります
これらは私の実感で、分かったことです。
すべての人と分かち合いたい
「傾聴は私たちの創造性を解放する」
これを待ち望んでいる人たちは誰なんだろう。
すべての人、、、
会えなくなった人、一緒に生きている人、大きくなった子供たち、、、みんなと「傾聴は私たちの創造性を解放する」ことを分かち合いたい、というのが今の私の本音のようです。
会えなくなったあの人には、「相変わらず、笑えるね。」と言って欲しい。
一緒に生きている人たちとは「私たちの中には、何か湧き上がるものがあったんだね」と語らいたい。
大きくなった子どもたちには、確かに愛されていたんだと生きる糧にして欲しい。
そんなところでしょうか。
さいごに
ZaPASSのコーチ養成講座の8期でお世話になりました。教えていただいたこと、共に学んだ同期はもちろん卒業生たちとは今も繋がりを持つことができ、感謝しています。
ひたすらに傾聴を続けることで、私も含めたすべての人の緊張が解かれ、フォーカスするものと解釈の選択権を取り戻し、自己受容が高まり、創造性が解放されることを願っています!
これが「あなたの叡智を待ち望んでいる人たちがいるとしたら...それはどんな人たちでしょうか?」という問いに対する、現時点の私の回答です。
ありがとうございました😊