
3つのリーダーシップのアプローチについて
リーダーシップを発揮するという言葉を耳にするが一体なんのことなのだろうか。
個人的にも、プロジェクトや部署のマネージャーを務めている関係で、リーダーシップについて考える機会が増えた。
リーダーシップを学術的に学んだことはないが、すなわち主体性を発揮することで他の人に影響を与える、もう少し突っ込むと同じ目標を達成する取り組みやスタンスのことだと思っている。
リーダーシップというものを考えて見ると、改めて、多面的な取り組みだと思う。今日は、リーダーシップというのは3つの種類があり、その組み合わせでリーシップを発揮しているのではないかということを書いてみる。
1. 合理性で組織的に働く
いわゆる、プロジェクトマネジメントで、ツイートしたような項目を構造的に設計して、リーダーシップを発揮する。
プロジェクトマネジメントの要諦
— 宮澤 佑輔 (@shapescpa) July 4, 2020
1.目的、解決したい問題
2.制約条件、前提条件
3.背景の課題と解決アプローチの方針
4.スコープ
5.スケジュール&タスク
6.体制、役割
7.予算
4.スコープは本来的には問題や課題だろうが、タスクベースに考えると解決アプローチの範囲
また、これは思考順序ではない
目的の設定
組織的に働くということは、良くも悪くも目標をたった一つに設定し、そこに向かって、連動して動くということだと改めて感じている。そのプロジェクトや組織に所属する背景や思惑は人それぞれである中で、目標をたった一つに設定するというのが興味深い点だ。
プロジェクトマネジメントを構成する全ての要素が重要であるが、スコープの重要性を身に染みて感じている。それは組織を作る上での業務分掌の重要性にも繋がっている。ここを一旦決めたら、早々のことがない限り動かしてはならない。逆にいうと、そのようなスタンスや覚悟がなければ、設定ができないものとも言える。
2.アートに組織的に働く
クリエイティビティとか右脳的な発想、世界観で多くの人とをつなぐリーダーシップ。今の部署やプロジェクトにおける取り組みは、デザイナーとクリエイティブで表現したり、プロジェクト名を定めるにしても、世界観を求めたりしてみている。
まだまだ成果を出していないにも関わらず、この取り組みをして、リソースの無駄づかいとも言われかねないが、私のリーダーシップの発揮の仕方ということでこだわりたい。
3.大義を胸に組織的に働く
こちらは、プロジェクトやチームを超えた視座や視点で、取り組みを捉えるものと言える。例えば、業務改革であれば、事業戦略や関係するメンバーのキャリアへのインパクト、もしくはそもそもの社会的な意義(働き方のアップデート)と紐付けるリーダーシップだと思う。
これについて学べるのは、こちらのnoteです。
もしかしたら、2の世界観やアートでリーダーシップを発揮する取り組みと似たようなことを言っている気もするが、明らかに違う気もするので、分けている。
おわりに
リーダーシップと言えば、過去にこんなまとめをしていた。偉そうに書いてはみたものの、実際は試行錯誤の繰り返しである。また、今回書いた3つのアプローチとの関係性も気になるところだ。
活動は課題を解決するものだが、活動をすると新たな課題を生むことでもある。恐れすぎることなく、合理性、アート、大義を胸にリーダーシップを発揮し続ける。そんなあり様を保てたら、素敵だと思います。
いいなと思ったら応援しよう!
