アドテク研究メモ 1/ 業界の概観
Google、Yahoo!や各種SNSを除く、アドテク事業者について調べたメモ。
業界概要
国内では2014年に、フリークアウト(DSP)、Voyage group(DSP/SSP・電通系)、ロックオン、サイジニアなどがIPOを果たした領域。
当時の業界の雰囲気を掴むのに、2015年1月のこの記事がわかりやすい。
足元トレンドとしては、インターネット広告や順調に伸びている状況で、2017年には国内のネット広告費は1兆5,000億円を超えたという試算もある。
また、参考までにネットの動画広告市場もCAが出しており、2017年には1,300億円程度だったものが2020年には3,000億円弱、2024年には5,000億円弱にまで伸びるのではとのこと。
ただ、注意したいのは、この広告費用の受け皿がどこに流れているのかという点。主な受け皿はGoogle/Yahooや各種SNSであり、2014年頃に上場したアドテク企業は市場の伸びの恩恵をどこまで取り込めているのか、いけるのかというのがポイントのひとつと言われている。
主なプレイヤーと規模感
アド系企業の時価総額(2018年12月24日・株式市場が下がる前日の株価)一覧は以下の通り。自分の印象と色々違って面白かったです。
ネット広告(Ad tech)研究:
足元大体の時価総額
オプト以下の大きさ、イメージと色々違った。中堅クラスも投資やってるとこ多い
電 1兆4,000億円
博 6,000億円
CA 5,300億円
オプト 372億円
ユナイテッド 357億円
セプ 224億円
FO 223億円
Voyage 116億円
ジーニー 80億円
フリークアウトから始まって、年明けに電通グループになるVoyageやCAなどを五月雨式に呟いたものが以下。
全般的にアドプラから、他のテック領域に染み出したり、海外展開を強化する施策や、メガ企業(広告系、データ保有系)との業務・資本提携の実施を行なっているのが印象的。
参考:バフェットコード
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