【道内出張グルメ旅】2019年9月ダイジェスト(帯広・北見・旭川・岩見沢)
人間が欲する欲求は実にさまざまである。
有名どころでいうとマズローの5段階欲求が分かりやすいと思う。
生理的欲求、安全欲求、社会的欲求、承認欲求、自己実現欲求の5段階だが、私が最も欲しているのは生理的欲求に分類されている「食欲」だと自覚している。
おそらく私の欲している欲求のうち、7割以上は「食欲」だ。
どこか行くと決まれば必ず最寄り駅のグルメ情報をくまなく探すし、いかにその場でしか食べられないものを種類多く食べることができるかを考えてスケジュールを組む。
最近はあまり量を食べられなくなってきているので、時間調整だけではなくお腹の空かせ具合も数日にわたりコントロールするようになった。
我ながらすさまじい熱量を感じるこの行動にビックリすることがあるが、とても楽しい時間なので日々拍車がかかって熱量が増していくのだろう。
この9月はありがたいことに全道6都市で開催されるセミナーに講師として登壇できる仕事に恵まれたこともあり、普段あまり行く機会のなかった街のグルメも食べる機会が多かった。
北海道グルメは北海道の大きな魅力のひとつだと思っていて、ひとりでも多くの方に北海道グルメを知ってもらえるきっかけになればと思い、noteにまとめることにした。
ちなみに釧路は観光をする時間もあったので別記事でまとめているので、こちらもどうぞ。
【帯広】牛とろにぎりと定番の六花亭
釧路から移動した帯広には、実は1週間前にもプライベートで行っていたこともあり、正直何を食べようかと非常に迷っていた。(その時の記事はこちら。)
帯広と言えば、やはり豚丼がダントツ有名で人気だと思うし、定番中の定番グルメだが、ちょっと胃もたれしそうな気配を感じ断念。
インデアンカレーも美味しくて大好きだが、食べたことがあったので今回は見送り。
ということで、今回は食べたことがなかった「牛とろにぎり」を食べることに決めた。
向かった先は帯広駅から真っすぐ歩いて12分ほどの場所にある「寿司考房 山」。
前日に釧路で海鮮丼を食べていたので、牛とろ「丼」ではなく「にぎり」でとは決めていたが、牛とろづくしにするか、他の北海道産ネタも食べるか相当悩んだ。
最終的には大将に素直に相談したら「ミックスがいい」と即オススメしてもらえたので「牛とろミックス寿司」に決め、わくわく待つこと10分。
目の前に豪華なお寿司が飛び込んできた。
元々予定されていたネタではなく、その時最も新鮮なネタで握ってくれた大将の優しさのおかげで、人生史上最高級に美味しいタコの握りを食べることができた。
もちろん牛とろ寿司は、牛とろみすじも牛とろ軍艦もおいしかったが、タコのインパクトが圧倒的である。
他のネタも美味しすぎて、ただただ感動しながら食べた。
ぜひ帯広に行った際は食べに行ってみて欲しいお店である。
こうしてすっかり美味しいお寿司で心もお腹も満たされたのだが、ちょっとベタなお店にも行ってみたい気持ちもあり、帯広駅に戻る前に六花亭帯広本店に立ち寄った。
正直、六花亭は札幌本店もあり、自分の生活圏内にたくさん店舗もあるので珍しさは全くない。
ただ、なぜか帯広本店はどこか特別な感じがあるので「久しぶりに行ってみたい」という衝動が勝った。
札幌でも買えるお土産を買うのも微妙ということもあり、せっかくなので「サクサクパイ」と「マルセイアイスサンド」を買ってイートインスペースで食べることにした。
本当は「雪こんチーズ」も食べたいところだったがさすがに腹パンで断念。近々札幌本店に食べに行こうと思う。
今回利用したイートインスペースは、立ちスペースではあるものの落ち着いた空間で過ごせて、さらに無料のコーヒーサービスまであるのが魅力。
喫茶室まで利用する時間がなかったり、満席で待ち時間が長いという時はぜひイートインスペースで六花亭のスイーツを堪能することをオススメしたい。
あと帯広というか十勝で今人気の「ハピまんチーズ」は、家に帰ってからの晩ご飯にしようとお土産で買って帰った。
音更町のスーパーが販売しているチーズまんじゅうで、帯広駅でも取り扱いがあった。
冷凍された状態で販売されているので、家に着くころには解凍されてレンジで温めるにはちょうどいい状態になっているだろうと計算し買ってみた。
想像以上にチーズ感が強く、チーズ好きな私も最後の3口くらいはちょっと飽きが出てきてしまったが、ブラックペッパーで味変して完食。
十勝産のモッツァレラチーズやヨーロッパのゴーダチーズを絶妙にブレンドしたチーズが、ものすごーーく伸びるのが面白い。
とても濃厚で味わい深い逸品なので、十勝の人気土産として定番になりそうな気がする。
【北見】ひとり焼肉はハードル高い?!
釧路→帯広の出張を終え、翌週は北見→旭川出張。
北見へ行くのは2回目でJRで行くのは初ということで、旭川で乗り継ぎをするタイミングで駅弁を買ってみた。
散々迷って選んだのは「駅弁屋の三色めし」。
もう少しご当地にちなんだおかずが詰まった駅弁にしようかと思ったが、量が多すぎた。
景色を見ながらのんびり駅弁を食べるのは楽しいし、心がわくわくする。
楽しく駅弁を食べた後は、若干ウトウトしつつ思ったよりも早く北見に着いた。
北見と言えば、カーリングの街。
カーリングにちなんだスイーツとしては「もぐもぐタイム」でおなじみの「赤いサイロ」が有名である。
赤いサイロも好きなので帰るならお土産にしようとは思っていたものの、私がターゲットにしていたのは「北見焼肉」で、今回の出張でひとり焼肉をすると決めていた。
北見は「焼き肉のまち」と言われるほど、人口あたりの焼肉店数が北海道イチ!
確かにいたるところに焼肉店があってどこに行こうか目移りしたが、オススメ率が高かった「四条ホルモン」が気になり、ダメ元で行くことにした。
予約をしていないと入店できないという話を聞いていたので、若干心配しながらも開店15分前からお店の前で待機。
お店の人の話では、17時台は若干空きがあったようで無事に入店できた。
北見焼肉の定番はサガリとホルモンだが、私の好物もサガリ。
私はサガリさえあれば幸せなので、サガリだけで攻めようかと思いつつ、せっかくなのでホルモンも食べてみることにした。
お肉は1人前100gなので、小ライスをやめてもう1皿何か違うお肉を頼むという選択肢もよぎったがすぐに却下。
米好きな私は「焼肉+ご飯」に最高の幸せを感じるのである。
お肉は新鮮で特に味付けはされていない。
タレや調味料で自分好みに味付けをして食べるのが北見流とのことで、色々試してみたが、私は塩で食べるのが一番美味しかった。
無煙ロースターで炭火焼きでも煙たくなることは一切なく、服や髪ににおいがつく心配もないのが嬉しい。
ひとり焼肉は自分のペースで好きな肉を堪能できるのが醍醐味である。
北見の焼肉は本当に美味しいと感じたので、また食べに行きたいと名残惜しく店を後にした。(今度はもっとお腹を空かせて行きたい!)
ちなみに北見と言えば、「オホーツク北見塩やきそば」も有名なのでちょっぴりご紹介。
これは前回北見に来た時に食べたものだが、オホーツク北見塩焼きそばはホテル黒部の「レストラン シェルブルー」がオススメ。
北見の名産品であるホタテや玉ねぎをメイン食材に素材の持ち味を活かす塩味にこだわったご当地グルメである。
「北見にはひとりで行けるお店が少ない」という声をちらほら耳にするが、ひとり焼肉のハードルが高い方は、ぜひオホーツク北見塩焼きそばを食べてみてもらたらと思う。
【旭川】B級グルメ・ジュンドック
北見から移動した旭川は、昔から頻繁に訪れている町ということもあり有名なラーメンはほぼ食べつくしたり、気になるお店もわりと行っていることもあってそこまで新規開拓には力が入らなかった。
ただサクッと手軽に食べれる「ジュンドック」だけは絶対食べると決めていた。
美瑛町の洋食店「洋食とcafeじゅんぺい」発祥のジュンドックは、いわゆる洋風おにぎりのようなもの。
電子レンジで2分ほど温めた後、5分以上そのまま状態で放置し蒸らした上で食べる。ちなみにパッケージのバーコードが黒くなっても心配はない。
相当アツアツの状態なのでやけどに注意が必要だが、アツアツのうちにホクホクと食べるのが美味しい。
中の具は、エビフライ、ソーセージ、チキンカツが定番で、独特のソースが絡んでいている。
私の好物はエビフライだが、チキンカツも美味しいという情報を聞き、翌週の旭川出張の時に買ってみた。
ある程度日持ちもするので翌日のランチで食べようと2本買って食べ比べをしてみたが、交互に食べると美味しさが増すように感じた。
旭川駅のキヨスクで購入でき、JRの中で食べる時は温めてくれるし、持ち帰る時は30円で保冷材もつけてもらえる。
用途に合わせて買いやすいのでぜひ1度食べて欲しいB級グルメである。
あと今回旭川で行ったのは、老舗喫茶店「珈琲亭ちろる」。
ちょっと一息つきたくてゆっくりできる場所で過ごした。
好物のパンケーキを食べながら、ひと段落したセミナー登壇の振り返りをしたり、来年の手帳について考えたりと内省タイムを満喫した。
旭川には10月も行くことが決まっているので、今度は久しぶりに旭川ラーメンを食べてこうと思っている。
【岩見沢】目移りしまくりな天狗まんじゅう
9月は単発の仕事でも札幌郊外の仕事が入り、岩見沢にも行ってきた。
微妙な時間帯だったので食事はできなかったが、せっかくなのでお土産は買おうと「天狗まんじゅう本舗」へ。
いざお店に行くと天狗まんじゅう以外にも目移りする和菓子が所狭しとショーケースに並んでいたが、初志貫徹天狗まんじゅうだけ購入した。
量としては夫と1つずつ食べれれればいいのだが、3色あったらやはりコンプリートしたい(笑)
実際3色食べ比べをすると風味の違いを楽しむことができたので、若干無理して多めに食べて正解だった。
岩見沢もまた10月に行くので、今度はお団子を購入しようとわくわくしている。
北海道グルメは美味しいものが多く、まだまだ知られざる逸品がある。
これからも色んなものを食べて魅力を発信してければと思っている。
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