ゆきみだ

繰り返す毎日を少しでも面白くするために、考えていることを徒然なるままに書いていきます。

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マガジン

  • アフターコロナの世界

    アフターコロナの世界を想像して振り返る、そんなマガジンです。

最近の記事

仕事と会社の志向の闇

人の働き方に対する考え方をそのように分類することができるのか。その分類の仕方は数限りないですが、一つの見方として"志向性"の観点で見ていきたいと思います。 キャリア志向 vs 安定志向「あなたはキャリア志向ですか?安定志向ですか? 「安定志向だったらうちの会社は合いませんよ。」 「彼は安定志向だからつまらない」 よく言われる、いや飲み会でも話題に出てくることもあるこの話。 ここではキャリア志向を安定志向の真逆の考え方として定義しています。つまり、職場での出世や自分のキャリ

    • 世界が全て黄金比で構成された時、私達は何を思うのか

      黄金比についてご存知の方も多いと思いますが、私はこの存在をレオナルド・ダ・ヴィンチを通じて知りました。モナリザに黄金比が使われているから美しく見える、というものです。 よくデザインには黄金比が取り入れられていますが、この黄金比という考え方を目に見えるもの以外に拡張して考えた時、世界はどのように見えてくるのでしょうか。 参照) Wikipedia: 長方形は縦と横の長さの比が黄金比になるとき、安定した美感を与えるという説がある 黄金比の概念の拡張黄金比を「何かに着目した時

      • 「JPOP」とは何だったのか

        2030年の今、昔「JPOP」と言われた音楽ジャンルは完全に形を変えています。今やトイレットペーパーやシャンプーと変わらない「消費財」としての様相が色濃くなった音楽シーンの中で「JPOP」がどんな未来を辿ったのか振り返ってみたいと思います。 248年でメロディーは枯渇する「考えうる限りのすべてのメロディを作り出して著作権を取得する」というプロジェクトをご存知でしょうか。音楽を作る時に重要なメロディーを考えた時、それはドレミファソラシドの組み合わせでしかなく、理論的には枯渇す

        • 欲が潰された健康生活の行く末

          世界的な健康志向の高まりにより、タバコやアルコール等の嗜好品への嫌悪感が増すと共に、徹底的に距離を取る人が増えてきました。同時にファイトニュートリエントと呼ばれる植物性栄養素の市場規模が拡大していくのですが、そもそも人が根源的に持っている欲求はどこに向けて発散されていったのか、10年後の視点で振り返ってみたいと思います。 消費の変化健康志向の高まりは世界的にポジティブに通常捉えられ、世界で受け入れらています。タバコによる肺がんリスクの低下、アルコール依存症患者の減少、炭水化

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        • アフターコロナの世界
          3本

        記事

          インターネット国の誕生についての考察

          インターネットが世界に誕生してからどれくらい時間が経ったのでしょうか。1969年、アメリカ合衆国でARPAnetが誕生してからなので、大体70年くらい経つことになります。 インターネットの進化と共に、ナチスドイツやソ連が目指した社会主義、中国が目指した共産主義、そしてアメリカや日本が目指して世界に浸透した資本主義と思想や社会も進化してきました。 今回は、その進化の過程で誕生したインターネット国「Republic of Internet」について考察してみたいと思います。

          インターネット国の誕生についての考察

          アフターコロナを振り返る (テレワーク編)

          全世界的な新型コロナ(COVID-19)が流行して、早5年。 感染拡大は甚大な被害をもたらしましたが、新型コロナの流行は新たなカルチャーの震源として、急速なIT化や宗教変革などの大きな影響をもたらしたのも事実です。今まで「マスク」と「宗教改革」について取り上げたので、参考にされたい方はマガジン「アフターコロナの世界」をご覧ください。 今回は、新型コロナ(COVID-19)を契機に急速に発展した「テレワーク」について振り返ってみたいと思います。 【2021年】テレワーク1

          アフターコロナを振り返る (テレワーク編)

          アフターコロナを振り返る (宗教編)

          世界的な新型コロナ(COVID-19)の流行から、早5年。 新型コロナの流行は様々なカルチャーの震源として、急速なIT化や宗教革命をもたらしました。前回はファッションへの影響について振り返りましたが、今回は宗教革命について振り返っていこうと思います。 【2021年】宗教活動への関心の高まり前代未聞の感染拡大に伴い、世界的にロックダウンが行われ、飲食店や娯楽施設は全面閉鎖し、私達はオンライン上でZoom等を活用したコミュニケーションを行っていましたが、急速にリアルな関係性が薄

          アフターコロナを振り返る (宗教編)

          アフターコロナを振り返る (マスク編)

          全世界的な新型コロナ(COVID-19)が流行して、早5年。 あの日、私達は来る日も来る日も必死に流行を止めるため、全面的な都市封鎖や飲食店など中小零細事業主の救済措置を取っていました。 想像を絶する感染者数を出し、アフリカを中心として拡大が続いたことで、死者数は2022年には世界で100万人に達しました。治療薬やワクチンの開発が進み、現在では新規の感染者数は数える程度になりましたが、天然痘のように根絶とは至っていません。 同時に、新型コロナの流行は新たなカルチャーの震源

          アフターコロナを振り返る (マスク編)