なにやってんだろう

ふと我に返って、「あれ、わしは何をやってんだろう」と思うことがある。仕事中、必死に汗かいて会社に利益作ってふと「なにやってんだろう」大好きな映画鑑賞を梯子で5本観てその帰りの電車・・・


仕事もかたや大好きなことも、ふとそれに気が付いてしまうと虚無感に苛まれ、その中に飲み込まれてしまう。毎度それに遭遇してはそれに対して適当な理由を添えて開いた傷口にバンドエイド。あるいはこういうときに「初心をなんたら」って言葉があるのかもしれん。やろうと思った理由を掘り返せば「あーそうだったと」しかし、その時の動機と今の動機は明らかに変異していて、欠けたピースは明らかにこれじゃないんだと思いながら、それを無理やりはめ込んでよしとすることもできる。それでもいいけど、だめかもしれん。

これってのは結局、実存主義の範疇にあるわけでひとまずは「意味や理由なんてない」で話がすむっちゃすむ。と同時に「なにやってんだろう」に入ってから「なにをやっていたか」を考え「なにのためにやっているのか」を目指せば、その瞬間はまあ、なんとなく生きていける、かもしれない。

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