銭湯日記♨️千代の湯さん(東京都荒川区)
私は大田区に住んでいます。
今の部屋に引っ越した当時、都内23区で一番銭湯が多い区が大田区だったからです。今もそうなのかな?調べてないから分からない。
なので、大田区以外の銭湯に行く時はちょっとよそ行きの気分になります。電車も乗り間違えちゃいけないし、定休日もきちんと確認しておかないとリカバーきかないかもしれないし(大田区はたくさん銭湯があるので、お目当てのお店がお休みでも、ある程度リカバーがききます!おすすめです)
そんな感じでちょっと背筋を伸ばして行ってまいりました荒川区の銭湯、千代の湯さん。
閑静な住宅街にちょっと奥まった形で佇む千代の湯さん。道路に面した看板が目印です。
疲れた時にほっとするおこもり感
銭湯と言えば浴室の高い天井の開放感が気持ちよさを倍増させますが、千代の湯さんの天井はそこまで高くない。押入れとか狭いとこに入ると落ち着くという性癖がある人は多いと思いますが、千代の湯さんの低い天井の浴室はまさにそれで、ちょっとしたおこもり感というか落ち着きがあります。
疲れた時、落ち込んでいる時に訪れたらほっと癒される銭湯であることは間違いありません。お店の人もにこやかで優しくて、癒しを求めている時に行きたい銭湯です。
羽毛布団に包まれているようなトゴールの湯
千代の湯さんの売りはいくつもありますが、その一つがトゴールの湯です。新潟県の温泉地で発掘された鉱石が浴槽内に設置してあり、温泉の湧き出す環境を人工的に作ったお風呂だそうです。肌ざわりがとてもまろやかで、羽毛布団に優しく包まれているような感触でした。湯温も熱すぎずついつい長湯しちゃいます。
脱衣所で販売されている千代の湯さんTシャツも、いい意味で力の抜けたデザインが可愛くて、全部欲しくなりました(銭湯Tシャツ増えすぎ問題につき、涙を呑んで今回は諦めました)
鏡のところに「(手数料別で)買い物代行します!」と貼り紙があったり、地域に住んでいる人に密接に関わって行こうとする姿勢が垣間見えて、単なる売り上げ追求のビジネスじゃない、地元に根ざしてお互いにいい関係を保ちながら共存して行きましょうという「小商い」の姿勢を感じて好ましいなー、と思いました。
千代の湯さんは「こんなお風呂屋さんが近所の家に住みたいな」と思わせてくれる銭湯でした。
千代の湯さんに行った時のことをポッドキャストでおしゃべりしています。雑談も多めですが、よろしかったらお時間ある時に是非!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?