見出し画像

【最適化】モバイルバッテリーでPCを充電するには

『 USB-C ( Type-C )で充電できる』という PC なのだが、持っていたコードでは充電できない。スマホの充電はできるが PC はできない。疑問はあったが日常で困っていないので放置すること 1 年。

旅行で「モバイルバッテリー 1つで PC もスマホも充電できるようにしたい!!」と強く思い、向き合うことにした。

▽その旅行。GoogleMapを見ながら電車に揺られるのが好きで電池の消耗が早い。


問題は1つだけじゃなかった


Microsoft の Windows サポートのページでヒントを得る。

・USB Power Delivery
・PC の高速充電に 12V および 3A が必要とされる場合、5V、3A の充電器では最高速度での充電はできません

(『 USB-C に関する問題を修正する』 ページは こちら


紆余曲折を経てモバイルバッテリーとコードの両方で

・USB Power Delivery 対応
・V(ボルト) や A(アンペア)を確認し、対応できるもの

を選ばなくてはいけないことがわかった。(持っているモバイルバッテリーとコードは 5V 3A 。必要なのが 12V 3A であれば、持っている物より大きい。充電できないわけだ。)


▽使っている PC。付属の充電器には『[出力]15V 1.6A ( 24W )』の文字。


※PCにより異なります
※あくまでわたし個人のケースです


モバイルバッテリー

① USB Power Delivery 対応
② 出力 60W 以上
③ 20,000mAh 以上


①はこれがないと始まらないので説明不要。パッケージに記載があり素人のわたしでも見つけやすかった。家電量販店によっては特設コーナーがあった。

②について。わたしの PC の場合 45w 以上であればよいのだが、家電量販店の店員さんや友人によると「出力が 60W 以上」とのこと。(付属の充電器には 24W と記載があるが、なぜ 45W 以上必要なのか?なぜ 60W なら安心なのか?……全く理解できず説明できない。。)

入力と出力については USB-C の記載を確認する。これが PD 対応のことなので、ここは重要。

③について。家電量販店の店員さんによると「 20,000mAh であれば PC をフル充電できるので安心。PCで使用するなら 10,000mAh はオススメできない。」とのこと。 mAh は容量のイメージで”数字が大きければ大きいほど容量が大きい”と解釈して良いそうだ。うむ、なら大きいほうが良い。

ただし、容量が大きいものそのものも大きくなり重くなる。


▽『 USB PD 対応の USB-C ポートは最大 60W の高出力に対応し』で対応と判断。 USB-A が 2つあるので、スマホ等の充電もできる。


コード

① USB Power Delivery 対応
② 出力 60W
③ 3A
 

①については同上。加えて、両端が USB-C なので探しやすい。

②について。モバイルバッテリーの説明にもコードの説明にも『 出力 60W  』によく出会う。店員さんはここでも「出力が 60W 以上」と言っていた(懇切丁寧に説明してくださったのに理解できなくて申し訳ない)。

③ Windows サポートのページ にあった 3A も確認。

▽ 3A の文字はないが『 60W 出力の USB-C 急速充電器を使用することで、~(中略)~ USB-C 機器にフルスピードで充電できます。』『最大 100W 出力が可能』で対応と判断。


コンセント


モバイルバッテリーでPCを充電できるようになった。しかしこれで安心してはいけない。モバイルバッテリーを充電するためにコンセントが必要なのだ。

① USB Power Delivery 対応
② 出力 60W 以上
③ 3A



▽ 65W あるのでモバイルバッテリーだけでなく PC に直接充電することもできる(※コンセントを刺した状態で)


目的を達成して


モバイルバッテリー 1つで PC もスマホも充電できるようになった。無事に。しかし、

✔ 重くなった(容量が大きいんだもの、仕方がない)
✔ 物が増えた(PD対応と非対応のそれぞれがある、仕方がない)

で、スッキリせず。。肩こり頭痛軽減のため荷物を軽くしようとしているのに、物を減らそうとしているのに、むむむ

達成すれば見える世界がある。使いながら手放せるモノは手放す。


V?A?W? 中学2年で習う?!


まだ分からないボルト・アンペア・ワット、なんと中学2年の学習内容だった。記憶にな…(乾電池、なんかやったぞ?)…なくはない。
こんな難しいことを学んでいるとは!これも受験範囲とは!学生のみなさんに頭が下がります。

息子に「義務教育で学ぶことは生活。勉強できなかったわたしは知らないことばかりで時間とお金を失うことが多い。知らないと時に命に関わる。自分と大切な人を守るために学び続けよう。」と言っている。

今回のことで学び直しをする姿に息子は「学校の勉強は生活なんだね」「ぼくのママ 勉強できなくてだいじょうぶかな」と言っていた(爆)

大人になってからだって学び直せる、わたしでも理解できるはず。だからだいじょうぶ、きっと。


充電迷子が減りますように。義務教育での学びを理解できる人が増えますように。愛をこめて。




▽「電気?ぼくの本かしてあげるよ」 なんと、息子に贈った本に載っていた。わお。読んでいます。


▽学び直しでお世話になっている葉一(はいち)さんの YouTube。もう少しドラえもんで学習してから観たい動画。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?