肩甲上腕関節靱帯について

肩甲上腕関節靱帯?肩甲上腕関節包靱帯?
どっちか?よく分かりません。笑

これが何か?って話ですけど、
関節包の部分で、分厚くなって補強しているところがあります。其れが上記に記載した名前です。
これらは、関節包の外層は肥厚し線維結合組織によっ て補強し、分厚くなって、これは関節上腕靭帯(glenohumer‐ alIigament)と言われている。

関節包靭帯に生じる緊張によって、肩甲上腕関節の過度の回旋と並進運動は制限されている。

関節包靭帯は複雑なコラーゲン線維の 織り交ざりあった束から構成され,
上,中,下の3つの線維束に区分される

・上関節上腕靭帯(superior gleno-humeral ligament) 略して(SGHL)
・中関節上腕靭帯(middle gleno-humeral Iigament) 略して(MGHL)
・下関節上腕靭帯(inferior gleno-humeral Iigament) 略して(IGHL)

またハンモックの形をした下関節上腕靭帯は、
前部束,後部束,腋窩陥凹の3つにさらに区分される

・前下関節上腕靭帯
  (anterior inferior gleno-humeral Iigament)  略して(AIGHL)
・後下関節上腕靭帯
  (posterior inferior gleno-humeral Iigament)  略して(PIGHL)
・腋窩陥凹 (axillary pouch)

また、烏口突起から関節包に繋がっている靱帯もある。
・烏口上腕靭帯(coraco-humeral ligament) 略して(CHL)
CHLは、肩甲上腕関節包に付加的補強を付与している。

次回は、これらの靱帯について、もうちょっと深掘りしていきます。


【参考文献】
カパンディ
筋骨格系のキネシオロジー

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