yamada

デザインでごはんを食べています。 ごはんが好きです。

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最近の記事

2023メキシコ旅行10

12日目。 昨夜のトラブルから気を取り直し、朝からオアハカ中心部を散策。ちょっと歩くと汗ばむくらいの陽気のなかカラフルな街を楽しむ。昼食には評判の郷土料理店イタノニに行ってみた。レフォルマエリアにある広い店内は、素朴だけどセンスのいい内装で、庶民的なオアハカ伝統料理を出すお店の中でも特に人気がある。そこではテテラという、大きなトルティージャを三角形に折り畳んで具を包み素焼きしたものを食べた。フリホーレス(豆のペースト)とケシージョ(オアハカチーズ)が入っただけの簡素なものだけ

    • 2023メキシコ旅行9

      11日目。 プエブラ発祥のストリートフードを幾つか食べておこうと朝から街に繰り出す。 まずはセミータス。 ごま付きかりかりバンズ、たっぷり糸状のオアハカチーズ、アボカド、ミラネサと呼ばれる薄切りの豚や牛のカツレツを挟んだ巨大なサンドイッチ。直径も高さも15センチくらいある。 ふざけてるのかと思った。店内にいた観光客のアメリカ人男性もかじりつきながら目を白黒させていた。食堂や屋台でも、行商のおばちゃんも、どこでもこのサイズで平気な顔して売っている。1/3くらいでお腹苦しい。オア

      • 2023メキシコ旅行8

        10日目。プエブラ市街地から車で30分ほどのチョルーラという遺跡のエリアに。中心部にそびえ立つメキシコ最大級の先史時代のピラミッドがあり、その頂上にスペイン軍が侵略の証として建てたキリスト教会が鎮座する。麓にも50もの教会を建て、先住民の神々とその信仰を封じたという。そんな血生臭い野蛮な由来を持つたくさんの教会を観にきたのだが、どの建物もカラフルでキュート、とってもかわいい!一つ一つが住人たちに大切にされているのが伝わってくる。 チョルーラ一帯はかなりコンパクトに観光地化さ

        • 2023メキシコ旅行7

          7〜8日目。ついに恐れていたメキシコでの食あたり。辛いもの、とか脂っこいもの食べ過ぎとかとは違う感触。現地では『モクテスマの呪い』と呼ばれる旅行者には定番のものらしい。話には聞いていたが初めて当たった。お腹だけでなく頭痛、倦怠感、悪寒、発熱ときたのでなんらかの細菌性の食中毒のような気がする。日本から持ってきたお腹の薬は全く効果がなく、現地の人にオススメされた『Treda』という薬を飲んだらすぐに効いてきた。腹痛、下痢は怖いぐらいピタっと止まったが、悪寒でがたがた漫画みたいに震

          2023メキシコ旅行6

          6日目。昨夜のうどんに続き、今度は白米を食べたくなりソナ・ロサにあるコリアンタウンに。ソナ・ロサは歌舞伎町のような繁華街で、その一角がpequeño Seul(小ソウル)と呼ばれており、韓国料理店や惣菜店、食材店が並んでいる。よさげな雰囲気のところにはいってみてスンドゥブやユッケジャンなどを食べた。ナムルなどの小鉢が死ぬほどついてマッコリ1本飲んで一人2000円くらい。美味しい。 サンアンヘルにあるディエゴ・リベラとフリーダ・カーロが過ごしたアトリエを観に行く。フリーダの美

          2023メキシコ旅行6

          2023メキシコ旅行5

          5日目。たまたまメキシコに同じタイミングで来ていた友人、池尻tacosshopのシェフさんらと待ち合わせして憧れのバルバッコアの名店に。 数年前にNETFLIXの『タコスの全て』でこの料理を観て、憧れが過ぎて秩父の山奥でタコスショップ界隈の人たちが竈門の穴を掘るところから再現した会にも行ったのでその答え合わせとなる。ちなみに『タコスの全て』でも紹介されていたお店。 バルバッコアとは、マゲイの葉で巻いた羊や豚の肉塊を、土を掘って竈門をつくり数時間蒸し焼きにする。その際に滴り落

          2023メキシコ旅行5

          2023メキシコ旅行4

          4日目。ようやく高地順応が進み頭痛が治った。 朝からコンデサエリアの公園を散歩。メキシコシティどこにいても、やたらと犬と一緒にいる人間を見かける。世界でもトップクラスの犬大国らしい。なので朝の公園にはとんでもない数の犬たちがうろうろしている。散歩させる仕事も盛況なようで、1人で数十匹単位の群れをコントロールする人が公園内のそこら中にいる。ドッグランのコーナーなど迫力がある。 遅めの朝食にタコス・ギサードスの人気店に。 ギサードスは、作り置きの煮込んだおかずをなんでもトルティ

          2023メキシコ旅行4

          2023メキシコ旅行3

          3日目。高山病だか二日酔いだかわからないけど頭痛が止まない。チェックインしたときは最高と思ったAirb、一晩過ごしてみると暖房がなくて寒いうえに隣がバーで夜中まで音楽が止まない。ホストが過剰に親切なのはそういう事か。 早起きしたのでサンラファエル地区にあるカフェに徒歩15分くらい足を伸ばす。 サンラファエル地区は、もともと劇場などがたくさんある場所だったのが廃れ、今は若い人たちが面白いお店を出し始めてるエリアなのだそうな。 入ったカフェはDJブースがあり、なぜかレコード棚に

          2023メキシコ旅行3

          2023メキシコ旅行2

          2日目。目が覚めて二日酔いのような倦怠感と頭痛。シティの標高は富士山の5号目位なので軽い高山病か。食欲はあるのでのろのろと準備して近所を散策。1ブロックほど歩いたところに見つけた洒落た内装のタマーレス専門店に。メキシコ版のちまきのような、とうもろこしの粉を蒸したものの中に鶏肉やフリホーレス(黒豆ペースト)が入った食べ物。しっとり優しい味が沁みる。外国人のお客さんがひっきりなしに並んでいた。 ホテルをチェックアウトしてしばらく滞在するAirbに移動。大通りから1本外れたマック

          2023メキシコ旅行2

          2023メキシコ旅行1

          4年ぶりにメキシコ旅行に 新型コロナウイルスが蔓延しはじめた2020年の春頃、渡航制限がかかるぎりぎりでチケットをとっていたアエロメヒコでの渡墨予定は立ち消えになった。まもなくアエロメヒコの日本からの直行便はなくなりANAだけになった。それから3年、ようやく渡航しても良さそうな空気が醸成されてきたので久しぶりの海外旅行となる。 羽田からのANA、メキシコシティへの直行便は、ほとんど日本人がいなかったにも関わらず偶然にも友人知人が二組もいた。別の友人も偶々メヒコ縦断旅行中で

          2023メキシコ旅行1