ついにチッパー導入となりました!!
やっと伐採竹の処理方法が見えてきました
8月中旬から始めた孟宗竹林の整備。枯竹や倒竹を竹林から運び出し、間伐を始めてから早2か月超が経ちました。
当初からとりあえず竹林の外に運び出して積んでいく作業を繰り返してきましたものの、頭の痛い問題だなぁと思っていたのが積み上げた竹の処理。 このまま積んでおいても土に還るのは数年先、来春には新竹がバンバン生えてくるので、それまでには解決しなければならない訳です。
で・・実は「ポーラス竹炭」にしてしまおう考えて、地主さんとも調整していたんですが、結局燃やす場所の調整がうまくつかず。チッパーも一度購入してみたもののスペック的に孟宗竹にはパワーが足りず、いよいよヤバいなぁと思っていたら、ひょんなことから大型チッパーをお借り出来ることになり、積み上げた竹の処理の解決策がやっと見えてきたのです。
竹のチップ化
そしてついに今週からチッパー作業が始まりました。まあ、これが驚くほどの爆音で竹を入れる度に、粉砕音が鼓膜にビリビリと響きます。このまま続けていると確実に難聴になりそうなので、今後は耳栓が必須となりました。(作業開始日はティッシュ耳栓でした。笑)
1日目は2時間ほど作業を行ってチップ化出来た量は満足のいくものとなりました。
2日目は雨模様の中で作業開始
2回目の作業は、人数がそろわず地域おこし協力隊2名での作業となりました。しかも、たいして雨が降らない予報に反して結構しっかりとした雨模様・・・。まあ、チッパーをお借り出来る期間にも限りがあるので、作業自体には影響無しという判断で作業開始。
今回は作業現場の足元が悪いこともあって、足元にチップを撒くこととしました。チッパーの噴射口は噴射方向を変えられるので、少しずつ向きを変えながら、特に足場の悪いところにチップを撒いていきます。
また今回からフェイスガードを導入しました。チップ作業中に粉砕された竹が飛んでくることがあるためです。(実は1回目にチップがほっぺたに直撃して大変痛い思いをしたからです。^^;)
敷き詰め作業は順調に進み、開始1時間ほどで足元はだいぶ良い環境となりました。引き続いて通路の水が溜まりやすい部分にチップの敷き詰めを始めましたが途中でチッパーが目詰まり。雨でチップが粘土のようになりチップ刃部分に溜まってしまったようです。機械の内部を清掃し、本日はここで終了としました。
放置竹林の利活用についての私の考えかた
現在作業している竹林は、地域おこし協力隊として有害鳥獣対策を進めている中でお知り合いになった地元の方が所有されている場所です。
私たちが整備に入った当初の竹林の荒れ具合はなかなか酷いもので、こりゃ骨が折れそうだと感じたのが第一印象でした。ですが、いざ竹林に入って枯竹の山を見てみると、ほとんどの枯竹は切って山積みになっているものでした。
作業を続けていく中で、地主さんがたった一人で何とかしよう作業をお続けになっていたこと、でもやっぱり無理で途中で諦めてしまっていたことを知りました。
作業を重ねるごとに私たちは、地主さんと仲良くなり、私たちが作業にいくと嬉しそうな顔で飲み物や作ったお米をくれるまでになりました。
この竹林を整備したらどうするか?
まずは地主さんに喜んでもらいたいと考えています
これから生産されるであろう竹チップ、ポーラス竹炭、筍、竹材、そして綺麗な竹林。こうした資源を最大限に活用して、そこから生まれる利益を地主さんに還元することが私の最大の目標です。
もちろん、私たちがボランティアではこの目標を継続的に達成していくことは困難です。私たちもこの活動の中で収益を得ながら持続的な作業を続けることが大切と考えています。
少々固い内容になっちゃいましたが、まあそんなところが考えているところです。話題のSDGsみたいなもんですかねぇ。笑
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?