怪我。
怪我について、相談だったり
復帰する方法だったり、モチベーションだったり
沢山質問されるから
ちょっと私の身体や怪我、考え方がについて書こうかな。
復帰方法、リハビリ内容は、書ききらないからごめんなさい。
私ね、小学校〜中学生の時、
【手術するほど大きい怪我したら辞める】
ってずっと思ってたんだよね。
それはなんでかって言うと、当時の私には
復帰までリハビリ続けられる強さが無いって思ってたから。
怪我したら手術だって怖いし
きっとコートでプレーするのも怖くなってしまう
って思ってたし
休んで戻れる気持ちもなかった。辞める気がして。
飽き性だから
すぐ腐るなって思ってたし、
すぐ泣く、お豆腐メンタルだったしね。
小学校の時、5年生大会で肘骨折したけど
手術してないからセーフって感じ。
その時はまだそこまで考えてなくて
休んですぐ戻れたけど
リハビリ痛過ぎて嫌がって泣いて
今も変な方向に曲がった肘になってます。笑
まぁ、大きな怪我したら、、、とかいいつつ
中学生の頃の私は
怪我するほど動けてなかったんだけどね。笑
ただ大きいだけで点取るような感じ。だったと思うんだけどさ。
それでも膝が痛くなって
両脚脱臼 という凄い診断を受けたり。
とても高いサポーターを買わされる(片脚3万×2)が
すぐに着けなくなってみたりしてね笑
考えというか捉え方が変わったのは桜花へ行ってからだったなぁ。
桜花って、凄い恵まれてて。
怪我すると
トレーナーさんが見てくれてリハビリも教えてくれて
何のためのトレーニングかきちんと説明してくれて
セット数まで設定して組んでくれる。
当時のノート見返すとテーピングまで説明してくれてた
(どこの骨を引っ掛けるなど)
トレーナーさんが常駐してくれるわけじゃ無いから(当時は。今は分からない)
居ない時はそのノート見れば
何をどれだけやればいいかも書いてある。
それをトレーナーさんがまた来てくれる日まで続けてトレーナーさん来てくれてチェックしてくれて
リハビリのレベルが上がっていく。みたいな。
ダメならまた前に戻ってやり直す。とか。
やり方進め方にちゃんと段階があった。
(その事を当時知れたのは本当に有り難い事だった)
きちんと無理せずケアしながら少しずつ負荷を増やしてく。
リハビリになった時に
染み付いた身体の癖を治していくトレーニングもしてくれるから
再発が少ない。(気がする。私はそうだった)
ケアの方法も教えてくれたり。
ケアの道具も揃ってたし、セルフケアはもちろん
トレーナーさんが居ない時に
交代浴を何分何セットとか、
ホットパック、アイシングとか
どの電気をどれくらい流すかとか細かく教えてくれてた。
そう言う大きなサポートを知ったり、
復帰までの過程や段階を学びながら過ごす中で
私は怪我への考え方が凄く変わったんだと思う。
リハビリを経て強くなること、上手くなることがあると知った。
私自身、今まで
手術するような大きな怪我は無かったんだけど。
怪我は多かったから
とりあえず、私の怪我について話すね。
高校生の時は、捻挫防止のテーピングと
【膝ガンダム】って言われるくらい膝にテーピング巻いてたの。
当時は過伸展と横ブレを止める為のテープ、
その上に手のひらくらい大きなパットを入れて
グルングルンに巻いてた。
(冗談抜きで片脚でテーピング3本くらい無くなってた)
それには理由があって(これはめっちゃ覚えてる)
主力になった3年の時に
インターハイ前か国体前に練習試合で大腿四頭筋付着部損傷して
3.4週間リハビリ期間だったの。
で、ギリギリ間に合って。
思ってたよりも長引いて大変だったから
そこの怪我だけは防ごうって
両膝上内側にパットいれてたんだよね笑
大学行ってからは
テーピングの持ち運びがめんどくさいという理由で
(今考えればだいぶチャレンジャー)
膝も足首もテーピングじゃなくてサポーターに変えた。
あとは元々どの関節も弛緩性が強いんだけど
肩の脱臼繰り返して肩サポーターしてた。
あとは、3.4年のどちらかで後十字靭帯損傷と半月板少し傷付けて
捻挫も良くしてたんだけど(多分サポーターに変えた事が原因)
松葉杖で試合会場行って試合出たこともあったな〜
懐かしいな〜笑
トヨタではぎっくり腰を年に1回のペースでやってたり
捻挫やカツなんて日常茶飯事。
あとは指の脱臼、肩の脱臼。
手首が痛くなったり。
韓国遠征で救急車とか🚑もう凄いよね。
後半は腰痛で立てなくなる、足底筋膜炎、後十字靭帯完全断裂など。
前半はメンタルでやられて(逆流性食道炎など)
後半は怪我が特に酷かったなぁ。。。
腰痛でベットから起きられなかったり
足底筋膜炎で、かかとがゴルフボールほど腫れて
踵がつけない時期もあった。
後十字靭帯完全断裂は、足元すくわれて骨盤から落ちて動けなくて
救急車で運ばれてMRIとか撮ったけど問題なくて
痛みも落ち着いたからって車椅子に移してもらって
そっから立ち上がろうとしたら膝から下の感覚がなくて
そこで綺麗に切れてるのを知った(2/14バレンタインデー)
この時のコーチベックとの胸熱なエピソードも濃いんだけどこれはまた今度。
羽田に来ては腰痛、足底筋膜炎と戦い続けてたかなぁ
たまに膝やったり、カツ入ったり。
脳震盪もあったね。
最後の最後は股関節と肘も痛くて。
股関節は練習試合のスクリーンでディフェンスに持ってかれて、大きい音でバコンと。一瞬で戻ってたけど。
肘の逆パカもやったんだけど、これ以外の言葉が見つからなくて。ルーズボール飛び込んだら、相手も飛び込んできて肘に乗られちゃって行っちゃいけない方向に曲がってしまったやつ。
とりあえず、現役中身体はテーピングガッチガチで
現役最後は
両膝の不安定感と股関節脱臼後の違和感
肘の逆パカの痛み、足底筋膜炎、持病の腰痛と
戦いながらやってました。
今の現役選手も
どっこも痛くなくてプレーしてる選手は本当少ないと思う(わかんないけど)
みんな痛くても頑張ってるよね、凄いよね。
もう私動ける自信ない。みんな凄い。
とりあえず、
なんかこんな感じで私は全身隈なく痛かったりした。
でもね、
いろんな怪我やリハビリを経て私が思うのは
怪我とかどんなに注意してても
トレーニングしてても起きてしまうこともあるから
しょうがない面もあると思うの。
だけど、ここで一番大事なのは、
自分の気持ちの在り方。
切り替えて、どれだけ 今 を考えられるか。
私は怪我してしまったら
神様は乗り越えない試練を与えない
とか
何もかも必然
って考えるようにしてるんだけど。
そう考えられると前に進めるの。
前に進まなくても
立ち上がろうとすることが大事なの。
でも、いつも思うのがね、
怪我して悩んで
私に相談してくるってことは
ちゃんと向き合ってるんだな、偉いなって。
私は若い時、そんな風に向き合って悩めてたかな?って。
気が重くなったらね、私はいつも
あ、今休めって合図だなぁ
最近頑張り過ぎちゃってたからなぁ
とか
外からチームを見ろってことかなぁ
とか
他の部位を鍛えろってことかなぁ
とか、凄い気楽に考えるように努力してた。
なんだっていい。
必ずプラスになることがあるし
チームにとっても自分にとっても
マイナスになるだけじゃ無いと思う。
試合に出られなくなった分、他の人が出られるようになった。
悔しい。でもチーム内にライバル出来るって最高なんじゃ?って思えたりしてたなぁ。
だから焦りはなかったかなぁ。
戻った時に、こーなってたら驚くだろうなぁとか
なんかそっちのことばっかり考えてた気がする!笑
もちろん抑え切れないストレスもあったけどね!
そんな時は好きなだけ食べてたよ笑
まぁ、リハビリだから戻すのがめちゃくちゃ大変で
次の日の後悔ったら凄かったけどね。笑
あとは私がリハビリ中に特に気にしてたのは
チームから離れないでいること。
練習でも、リハビリになると同じ時間コートに立てなくなるから
気持ち的に離れがちになると思うのね
申し訳なさとか。(練習人数減らしてしんどくさせてごめんとか)
でも、リハビリもしんどいはずだし
私は気持ち的には、リハビリのがしんどいと思うんだけど。
みんなの近くにいて話したりしたくて
一番早く来て一番遅く帰ったりして
なるべくみんなとコミュニケーション取るようにしてた!
いろんな怪我も、あったけど
前に進めてきたし
自分が思てたよりも長く現役生活を出来た。
だから
怪我と向き合って自分の身体を知っていく
のって大切だと思たよ。
私は怪我については考えられてたけど
予防についてはまだまだで
羽田に来てからだったなぁ、
ちゃんと自分の身体と向き合えたの。
自分の怪我について考えるようになって
身体作りや、栄養とかも勉強して
トレーニング方法をガラリと変えてみたり
自分でトレーナーさん探してつけたりして
パフォーマンスがベストになるように
時期も上げ方も調整したりした。
色んなこと知って怪我と正面から向き合って
それからだなぁ、
ちゃんと勉強して知識付けると変わるんだなって感じたの。
感じたり
考えたり
知ったり
勉強したり
これってバスケだけじゃないと思う。
バスケを、通じて学んだノウハウって
必ず役に立つ時が来ると思うんだ!
怪我の功名って言葉もあるくらいだしね!
怪我をバネに強く逞しくスマートになって行きましょう!
怪我の内容とかざーって書いたけど、それについて心配して欲しかったわけじゃなくて、当時の私の身体を知って欲しいからでもなくて(だとしたら詳しく書き過ぎかもしれないけど)どんな怪我しても、どんな状態でも、いろんなステージで考え方で立ち直ってきたこととか、ここまで続けられてきた事をわかって欲しかったし、誰かのなにかのきっかけになれたらいいなって思っただけなの〜
サラーって呼んでください。。。
最近、
リハビリ方法やケアの仕方などよく聞かれますが
直接お会いした時であれば
事細かく教えるので言ってください!
ちょっとノートやメッセージじゃ伝え切れません
よろしくお願いします!