Q&A #021: C-19ワクチンは子ども達の自然抗体反応を損ない、後に遭遇する様々な糖鎖病原体の類似性に基づく反応に影響するのでしょうか？

Dr. Geert Vanden Bossche 2022年7月20日投稿
Q&A #21 : Does the C-19 vaccine prejudice the innate antibody response of children to different degrees based on the similarities of the various glycosolated pathogens they will later encounter?
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質問

子ども達が不幸にもCovid-19ワクチンを接種してしまった場合、この1回の免疫反応のハイジャック（ワクチン接種とその後の中和されない感染）によって、子ども達の自然抗体反応は損なわれ、後に遭遇する様々な糖鎖病原体の類似性に基づく反応に影響するのでしょうか？

回答

問題は、感染増強抗体にあります。ウイルス感染率は上昇する一方であり、これらの抗体はワクチン接種者を感染しやすくするため、ますます多くのワクチン接種者がこれらの抗体を高力価で保持しているのが現状です。もちろん、Covid-19ワクチンを接種した子供たちも例外ではありません。感染増強抗体は自然抗体を常に凌駕するため、自然抗体がもはや機能しなくなっているか、すでに外来異物に対する反応を中心とする（適応免疫系の）免疫細胞に凌駕されてしまうと、自然抗体が感染初期に細胞性自然免疫（NK細胞）にどのようにSC-2に感染した宿主細胞を認識するのかを教育することができなくなるのです。このような状況が、ADEIによって、急激に生じています。ADEIは基本的にウイルスに対する適応免疫系の反応であり、外来異物に対する反応を中心とするT細胞やB細胞の刺激を促進します。この自然免疫系の教育の欠如は、急性自己限定性感染／疾患を引き起こす他の糖鎖ウイルスに感染した宿主細胞にも影響します。なぜなら、これらのウイルスが感染宿主細胞の表面に発現するパターンが共通しているからです。

ですから､答えはイエスなのです。つまり、これらの子供たちは、「自己」から「外来」を認識する自然免疫系の不可逆的な欠陥に苦しむ危険性が高いということです。自然免疫系エフェクター細胞が、糖鎖ウイルスに感染した宿主細胞上に発現した自己類似パターンを認識する方法を学習しない期間が十分に長くなると、これらのNK細胞はもはや決してそうしたウイルスを認識できなくなるだけではなく、病的に変化した宿主細胞上に発現した「変化した自己」パターンを認識することもできなくなるのです。「変化した自己」パターンをの認識ができないことは、残念ながら、免疫病態と癌への扉を開くものです。