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ワクチンに関連するウイルスの表現型選択がもたらす結末は、ワクチンに関連するヒトゲノム編集の影響を圧倒する。
Dr. Geert Vanden Bossche2024年6月7日の投稿(Substack)
The Outcome of Vaccine-Associated Viral Phenotype Selection Will Overrule the Effect of Vaccine-Associated Human Genome Editing.
の翻訳です。
博士のHPには2024年6月17日に
The Endgame 終局
として投稿されています。
原文を参照の上ご利用ください。
私はジュリアン・ギレスピーの書いたものをよく読むのだが、彼は、仲間とともに、オーストラリアの司法当局、規制当局、とりわけ、モデルナとファイザーを相手に不眠不休の戦いを続けている。彼らの主張は、これらの企業は、自社 のCOVID-19 mRNAワクチンの認可に当たって、GMO(遺伝子組み換え医薬品)として申請せず、適用されるべき法を回避した、という正当なものである。これは特にmRNAワクチンに関してあてはまる。なぜなら、これらの製品はその製造過程において、細菌DNAによって重度に汚染されているからである(Australian DNA CONTAMINATION Confirmed .. in Australian vials of Pfizer and Moderna .. NOT safe for Humans (substack.com))。
ジュリアンとそのチームが示した、COVID-19 mRNAワクチンの安全性への懸念と、政府機関や製薬大企業の卑劣なロビー活動による詐欺行為が蔓延していることに関する、目を見張るような証拠に関して検証しようとする人々は、まず、次のような大きな疑問にを抱くだろう:
ファイザーやモデルナのワクチンを重度に汚染している細菌DNAが組込まれることによる、COVID-19ワクチンを接種した人々のゲノムの変化、または障害はどの程度なのだろうか。そのようなDNA挿入が生殖細胞に起こって、変化が子孫に引き継がれる可能性はないのだろうか。
そのような挿入変異が、例えば、がん遺伝子の活性化や、がん抑制遺伝子の抑制の原因となりうることを示す研究結果は増えてきているが、その効果は主に、中長期的な影響として現われる。もしCOVID-19 mRNAワクチンが数百万の人々に遺伝的障害を引き起こしたことが判明したなら、COVID-19ワクチンの接種率の高い国々はどうなるのだろうか。そのような社会が存続し、健康な子孫を残し続けることができるのだろうか。
集団の大部分に遺伝子操作を行うという無謀で常軌を逸した行為によって、高度にCOVID-19ワクチン接種を行った国々は、長期に及ぶ、複雑な健康上の大惨事に陥る恐れがある。このような懸念は正当であり、抗議の声は増しているが、多くの人々が見落としていることがある。COVID-19ワクチンの大規模接種と、それに引き続くワクチン・ブレークスルー感染によって、意図せず、しかし標的を絞ったSARS-CoV-2変異株の遺伝的選択が同時に引き起こされた、ということである。この遺伝的選択は、高度にCOVID-19ワクチンを接種された集団が、ウイルスの拡大を抑えることなしに、ウイルスに免役圧力を及ぼしたことが原因である。これによって、著しいウイルスの免疫逃避が起こった。つまり、ウイルスを押さえ込もうとする宿主の免疫という文脈の中で、数多くの自然発生ウイルス変異の中から競争上有利な表現型が選択され、オリジナルのウイルスや、上手く適応しなかった変異株は圧倒されたということである。
注目するべきことは、高度にCOVID-19ワクチンを接種された集団が、集団として及ぼす免疫圧力の強さに応じて、表現型上の特徴が著しく変化した遺伝子型/変異株(例えば、オミクロンやBA.2.86/JN.1)が選択される可能性があるということである。SARS-CoV-2の複製サイクルはわずか10時間であるため、そのような新たな表現型のウイルスは極めて迅速にその存在率を増すことも可能である。両方の要因があいまって、ウイルス集団の劇的かつ急速な変化が起こる。これは、遺伝的に操作された(すなわちmRNAワクチンを接種された)ことによって人々に起こりうるのは、中長期的な変化であることとは対照的である。
DNA汚染されたmRNAワクチンがヒト集団の健康状態(性と⽣殖に関する健康を含む)に及ぼす有害な影響よりも、大規模に行われたCOVID-19ワクチン接種事業がウイルスの病原性に及ぼす世界規模の影響のほうが、はるかに早く顕在化することは明らかであると私は考えている。
mRNAワクチンは免疫逃避を促進するだけでなく、免疫再集中を引き起こすことを私は繰り返し強調してきた (https://tinyurl.com/vssiiep)[邦訳版]。この現象によって、免疫反応は次第に、より保存された、しばしば自己模倣モチーフを含む、スパイクタンパク質関連エピトープに標的を移すようになる。免疫再集中によって、ウイルスの拡大スピードが抑えられるため、ウイルスの免疫逃避が遅くなり、非接種者にとっては細胞性自然免疫を訓練する時間が与えられるというメリットがある。しかし、免疫再集中によるメリットは、接種者にとっては、自己免疫疾患やがんと引き換えであり、結局のところ、ロングコビット(コロナ後遺症)の増加の原因となる。ロングコビットと、細菌DNAに重度に汚染されたCOVID-19 mRNAワクチンを広範に見境なく使用したことによる有害な遺伝的影響とがあいまって、超過死亡に貢献し、高度にCOVID-19ワクチンを接種された集団の子孫の増加や存続のチャンスを減少させる。
しかし、免疫の逸脱や遺伝的編集の影響は、主に、中長期的な早期死亡の増加として現れる可能性が高い。そのため、現在、ウイルスの伝播性に対して及ぼされている集団レベルの免疫圧力の減少はわずかであり、SARS-CoV-2は破滅的な免疫逃避を続けている。いずれウイルスは、現状の最適値以下の(不十分な)免疫圧力に適応し、宿主内で無制限に広がる能力を身に付けるだろう。遺伝的に変化したウイルス/変異株の選択は急激に起こること、そして、ウイルスの増殖速度の速さを考えれば、そのような進化が一夜にして起こることも可能であろう。高度にCOVID-19ワクチンを接種された集団にとっては、接種を完了した(fully vaccinated)宿主内で無制限に広がることができる新たなコロナウイルス(すなわち、HI-VI-CRON[1])が選択され、優勢となって増加するかどうかは、今となっては、ひとえに、ウイルスの宿主内伝播性に集団的に及ぼされる免疫圧力が十分であるかどうかにかかっている。
高度にCOVID-19ワクチンを接種された集団で、SARS-CoV-2が宿主から宿主へと広がる能力が上限に達しようとしていることは疑いようがない。結論として、COVID-19集団ワクチン接種を原因とする、とりわけmRNAワクチンによって引き起こされた、無数の長期健康被害に自然がかかずりあう可能性は極めて低いことは明らかである。自然は、健康と免疫防御能力がCOVID-19ワクチン、または、自然感染による重篤なCOVID-19疾患によって損なわれていない、集団の一部分だけを生存させ、増やすという方法によって事態に終止符を打つだろう。このことは、これまでのCOVID-19ワクチン接種やSARS-CoV-2感染によって得られた、劣化した抗体のみに頼っている集団の一部分は、健全なヒト集団の再建に貢献できないだろう、ということを意味する。COVID-19ワクチンを接種した人々の多く、したがって、mRNAワクチン接種によってゲノムが修飾されたかもしれない無数の人々、がこのような弱点を持つと考えられる。
結論:
ここに述べた理由により、この、まさに人類に行われた大規模機能獲得実験の最終結末は、ワクチンに関連した遺伝性疾患、あるいは、免疫関連疾患によってではなく、ウィルスの進化動態によって決定されるということが強調されなければならない。ウイルスは、現在、その伝播性にかけられている大規模な免疫圧力から逃れて生き残るためにもがいている。
[1] HI-VI-CRON(ハイビクロン)はオミクロン・ファミリーに取って代わる新たなコロナウイルスであり、COVID-19ワクチン接種者に対して高毒性を持つ。
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