なんという時間の資源の無駄か……偽りの希望を抱かせるだけだというのに

本記事はDr. Geert Vanden Bosscheの2024年12月21日投稿(Substack)
What a waste of time and resources...and all this solely to raise false hope!
の翻訳です。冒頭の画像(記事要約)は訳者がつけたものです。ご利用の際には元投稿をご確認ください。
著者substackを講読していただければ幸いです。


本稿は、ある論文に関する記事についてのコメントである。

私 (Dr. Geert Vanden Bossche) のコメント:

これもまた、mRNAワクチンが免疫系とどのように相互作用するかを何も知らないのに、自分には素晴らしい才能があると信じている教授連中の1人である。彼らは私の著書(「回避不能な免疫逃避パンデミック」)を手に取り、mRNAワクチンがどのようにして免疫再集中を引き起こすかについて読んだらどうだろうか。そうすれば、(祖先株のワクチンによる)mRNAワクチンの追加接種が、受容体結合ドメイン内の、より保存された免疫亜優勢ドメインに免疫系を方向転換させたということを理解できるかもしれない。その後に、受容体結合ドメインを用いて、この免疫反応をブーストすれば、もちろん、抗体価は高まるだろう。しかし、この段階では、祖先型ワクチンの集団接種は、既にウイルスに大規模に免疫逃避を引き起こしているのだ。さらに(受容体結合ドメインを用いた3回目のワクチン接種の後では)免疫逃避は、高濃度の受容体結合ドメインに対する抗体でも十分に中和されない変異株の自然選択を促進する。結果的に、この抗体価の高さが、さらに急速かつ劇的な免疫再集中を引き起こす原因となり、免疫劣勢エピトープ(もはや、受容体結合ドメイン内にとどまらない)に対する中和力の低い抗体が産生されることになるのだ。
 
彼らのワクチン戦略は、ウイルスの免疫逃避と免疫病態を強化するだけである。したがって、彼らの研究は、全くの時間と資源の無駄である。マウスの実験結果は論文にするには良い(?)かもしれないが、あまりにも陳腐で現実世界からかけ離れており、そんな論文(paper)では尻を拭く気にもならない。


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