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飲み比べ 2024/09/21

先週忘れてしまった心療内科へ。今日はいつもの先生が不在の日だった。名前を呼ばれていつもの診察室に向かうと、向かいの女性に「3番ですよ」と指摘された。扉を開けると関西弁の少し気障な男性が座っていた。彼は簡単に問診を済ませて、「まあ大丈夫やんな」と言いながら大きく伸びをした。「はい」と答えて、いつも通りの処方箋を受け取った。

そのまま中央線に乗って都美に向かう。金曜日に急に振られた仕事を処理するためだった。業務を雑に済ませて上野公園内を歩いていると猛然と腹が立ってしまった。どうでもいい仕事のために休日を潰すことほどバカらしいことはなかった。

御徒町駅前の広場ではイベントが催されていて、キッチンカーで全国各地のグルメが販売されていた。他のテーブルに置かれたビールのセットに惹かれて、少しぐらいいいだろうとクラフトビールの販売車で注文した。飲み始めると思ったよりも1杯の量が多い。炭酸に苦戦しているうちに酷く酔いが回って、立っているのもしんどくなった。結局、炎天下でクラクラになりながら40分近く過ごした。

その後、新美に寄ってから、渋谷でやっている元同僚の会社の展覧会へ。半蔵門線のホームが変わって、迷いながらギャラリーに着いた。入口付近に険しい表情をしたスーツ姿の男性が立っていて、金貸しの元締めのようだった。会場内に昔挨拶したことある作家が在廊していたが、イエローのスポーツウェアで明らかに浮いていたので無視した。元同僚は前に会ったときよりも元気そうで、元締め風の彼は新入社員だそうだ。来週、今度はウチの展覧会に来てくださいと誘って帰った。

家に着くと体力の限界で、時間が経つにつれて頭痛が酷くなってきたので、日記は明日に回した。

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