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美術検定の受験が終わりました(エッセイ)

いつ受けようか迷っていた美術検定の試験は、結局、今日の夕方に受けた。

もともとは、今日一日使って知識を仕上げて、明日の午前中に試験に臨もうと思っていた。けれど教科書の復習をしようと昼頃喫茶店に入ったものの、文章が全然頭に入ってこず、ボンヤリしたまま帰ってきてしまった。ストレスと疲れで、これ以上のインプットは身体が受け付けない様子だった。それならいっそ今日のうちに受けてしまおうと、夕方受験したという経緯だ。

集中力を全開で使ったせいで、へんな興奮が身体に残っている。試験はまずまずだった。問題集の範囲外の知識を問う問題も多くて苦戦したが、全体では去年と同じくらいの手応えだった。資料を元に答えを導き出す「活動問題」の分野の出来次第だろう。対策の立てづらい、苦手な分野だ。2級は合格率が40%ほどなので、落ちていても全然おかしくない。果たして。



1ヶ月ほどかけて準備していた検定試験が終わって、手持ち無沙汰が突然やってきた。何をしてよいのか困る。とりあえずスーパーに行きビールを買った。遅い夕食に麻婆豆腐を作ろうと食材を揃えたが、なんとなく時間の使い方がぎこちない。自分にムチを打ちすぎて、遊びというものをすっかり忘れてしまった。明日は何をしようか。日記を書き終えたら、とりあえず恋人にLINEを打つことにする。

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